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今、二次創作で個人サイトを作る意味

ごきげんよう、大淀です。

最近Twitterが不安定なこともあり、移動先を検討されている方も多いように思います。
その中でよく上がる個人サイトについて今回は書いておこうと思います。

私は二次創作の個人サイトを現在運営しています。
始めたのは数年前です。
使ってるサーバー・サービスなどに関する部分や、実際の作り方などに関しては今回割愛し、そもそもの個人サイトの使用感や利用状況について書いていきます。

このnoteで初めて私の文章を読んでいる人もいるかもしれないので、ざっくりとした大淀のスペックを。

・狭小ジャンルで二次創作をやっている
・絵も文章もかく
・基本はSNS(Twitter)を運用して作品をあげている

こんな感じのオタクです。

①始めたきっかけ

評価が目に見えるのが苦痛で、ただ自分の作品を展示したり、自分で見返すだけの場所がほしかったからです。
TwitterやpixivなどのあらゆるSNSは閲覧数や評価が見えます。
それが原動力になることも多いですが、苦痛もあります。
私は狭い界隈で創作活動をしているのですが、たまにツイート検索すると「○○少ない!もっと増えてほしい」などという言葉を目にします。
○○が自分の活動しているカップリングだと、自分の書いたものとは…?と落ち込んだりしてしまいます。
何より自分が書いた作品が、単純な数としてしか見られてないことが苦痛になってきて、一時期作品を撤去しました。
そんなとき作ったのがサイトです。
私はサイトにアクセス解析を入れていないので、誰かに見られてるかどうかは、たまに来る匿名ツールでの感想やリアクションからしかわかりません。
だから誰から見られてるか意識する必要がなく、自分のための倉庫として活用できるのです。

②使用感

1)メリット

前述の通り、私はアクセス解析を入れていません。
(使うサービスによっては、デフォルトでついてる場合も多いと思います)
検索除けはかなりしっかりめに導入しているので、おそらく基本的には、私のSNSを知ってる人が定期的に来てくれてるのだと思います。
なので閲覧数や評価が見えなくてもいい、倉庫や展示室のように使いたいという方には特にお勧めです。
使うテンプレートやサービスによっては、スマホやPCどちらで見ても見やすくサムネを並べられるものも多いです。
これは私は導入してないので詳しくは分かりませんが、漫画を見開きで載せられるようなサービスがあったはずです。
メールフォームや拍手など、ほしいツールは大体だれかが作って公開してくれています。ありがたい話です。

2)デメリット

SNSに投稿したときと同じように評価されたい・見られたいと思っているとしたら、期待しないほうが良いのではないかと思います。
私の場合はSNSに貼っているリンク以外の窓口がないのもありますが、おそらく個人サイトの総合サーチなどに登録したとしても、SNS以上に見てもらうのは難しいと思います。
しかし逆に言えば、心を休める自分の砦という認識で運営すれば、かなり快適なのではないかなと思います。
※現在でも個人サイト運営が比較的主流なジャンル(夢小説とか)はあるので、そういう作品を書いてらっしゃる方だと話はだいぶ違うはずです。

③実際に作る難易度

私はwordpressを使いました。
これを使った大きなメリットは、テンプレートとプラグインの導入でほとんど完成出来るので、HTMLの知識がそこまでなくても導入が楽だったことでしょう。
サイト作り自体が初めてだったのですが、大体一日あればできたと記憶しています。
他にも、昔からあるnanoやフォレスト+も現役で使えるはずです。
これらのサービスはテンプレートが非常に豊富なので、難易度は非常に低いと感じました。
大体の不明点はググれば解決するので、検索スキルがふつうにある人ならば、完成までこぎつけることが出来ると思います。
ただある程度準備は必要なので、TwitterやpixivなどのSNSのように、登録してすぐアップロードして公開とはいきません。
事前準備がハードルになるのであれば、SNSのほうが良い気もします。
もしくは、載せる内容やコンテンツによっては、noteやはてなブログなどのブログで運営するのもアリなのかもしれません。
noteやはてなは、それこそ登録さえすればすぐ投稿できるはずです。

④総評

令和に個人サイトを作ることの意義は、交流するためのSNSの代わりではなく、自分だけのギャラリーがほしいという気持ちが主ではないかなと思います。
これはこのnoteを書くにあたりいろんな方のnoteを見て回りましたが、みんな一様にしてこのことを言っている気がします。
数字や人の目を気にしないで作品を投稿できる場所があるということは、メンタル弱者の私にはすごくプラスに働いています。
自分の作品が並んでいる自分のサイトを見ると、「結構自分頑張ったなぁ」と前向きな気分になり、またかこうと思えます。

Twitterではよく、古の文化として個人サイトはネタにされます。
しかし今でも普通にサイトを運営してる人はいるし、サーチだって全盛期ほどではないとしても存在してます。
扱うコンテンツによっては、SNSよりクローズドな環境を好むものもあるでしょうし、個人サイトのほうが運営しやすい作品形式もあるでしょう。
だから、今運営してみるのもいいんじゃないかなと思います。
あと単純に、サイトを作るのは面白かったです。
自分好みのレイアウトが作れるし、載せる情報も自分で取捨選択できます。
面白そうだしやってみようかなと思っている方は、ぜひ作ってみてほしいです。

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