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我が家の夕食は『7時間タイマー』から始まる
こんにちは。
介護のつぶやきです。
今日のオハナシは『7時間タイマー』です。
わかりにくいかもしれませんが、我が家にとっては大切なことなんです。母親は電気ポットのお湯を急須に入れて自分でお茶を飲みます。コーヒーもお気に入りのネスカフェゴールドブレンドにクリープと砂糖を入れて飲みます。
コーヒーの粉をスプーンでカップに入れるときにはこぼれること請け合いです。机の上ならまだしも床にこぼれているときもあります。夕方台所に入った時に「ザラッ」と来たら即掃除機をかけます。ウエットティッシュで取ろうと思ったときもありましたが、砂糖はあちこちに飛び散ってかなり大変だったからです。
そして掃除のあと、ポットのタッチパネルを確認します。その時に『7時間タイマー』のスイッチが「ON」になっていたら至急「OFF]にします。89才の母親が自分でお茶やコーヒーを入れる、それはスゴいコトなのですが、スイッチをアッチもコッチも押しまくるので『7時間タイマー』のスイッチが毎回「ON」になってしまうのでしょう。
夜間の消費電力削減のためについている機能だとは思うのですが、晩ご飯食べた後、お茶を急須に入れようとした時にこのスイッチが「ON」になっているとOFFにして沸かすまで時間がかかってしまいワタシに一瞬「またか~」という感情が流れます。
デイサービスに行かない火曜日と木曜日の週2日のお昼ごはんに母親には宅配のお弁当を取っています。たとえばお昼ご飯の時にお茶を急須についで『7時間タイマー』のスイッチを押す。その後3時のオヤツを食べるためにコーヒーを入れると冷たいお湯が出てきて困った、という経験は母親にはないんだろうかと思ってしまいます。でもその点について文句を言われた事が無いのでクリアしているのでしょうか。もしくは忘れてしまってその度ごとに3時の冷たいお湯のコーヒーを飲んでいるかもしれません。
一般には考えなくても良いようなチェックが介護には必要なことがあります。母親のネスカフェと自分のココロの安寧のため、次にポットを買う時には『7時間タイマー』の無い機種にしようとココロに誓いました。