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ブチっとちぎられた
こんにちは。
介護のつぶやきです。
私事ではありますが、化粧男子です。というのも同窓会で同級生と会ったとき、シミだらけの顔をした友人が「久しぶり~」と言ってきたときに「え、なに、それ。ひょっとして自分もそう見られているの?」と思ったときにゾッとしたのがきっかけです。
幸いなことにそんなに大きなシミはありませんが、あちこちにポツポツと黒い点々が見られます。このまま大きくなるのはかなわないとドラッグストアで化粧水と乳液とシミ取りとコンシーラー買ってきました。
毎日朝晩お手入れすることにより、ホンの少しずつではありますが改善が見られてきたのでホッしながら続けていたある日のことです。
コンシーラー塗るときにパフを使います。手で塗っても良いのですが、パフを使った方が均等に伸びます。女子の方にとっては当たり前のことだと思いますが、こちとらいい歳のオヤジです。このトシになるまで化粧なんぞしたことがなかったのでそんなこと知りもしません。上手にできないのなら道具に頼るお年頃です。
パフを使ったら当然のこと洗います。専用洗剤買ってきてお風呂でお湯を使って洗った後は当然干します。靴下やハンケチを干すピンチハンガーにパフを挟んでおきました。
この文章は介護のつぶやきです。ワタシの化粧の話は伏線でここから本題に入ります。
母親は朝ワタシが干しておいた洗濯物を取り込みます。認知症でそんなことできるの?と思われるかもしれませんが、出来ます。そして取り込んだ洗濯物をたたんで人それぞれの山にします。そこまでできるの?と思われるかもしれませんが、たたみ方はくしゃくしゃです、というかたたんでおりません。タオルなぞは縦に巻いたり横にんたたんだりします。そして、人ごとに分けたつもりかもしれませんがワタシのパンツが母親の下着と一緒になっていたりします。
なので帰ってきてから娘かワタシがたたみなおして各人に仕分け直しします。以前本人に「間違っているよ」と言うと「あー、今度から気を付けるわ」という返事がきますが今度はありませんでした。なので、そこはもう当たり前と受け止めているので、たたみ直しについては日々のルーティンに入っております。
化粧パフの形がなにか違和感があります。
あーーー!
![](https://assets.st-note.com/img/1657286633762-IgrkFsARfv.jpg?width=1200)
ものの見事に食いちぎられたようになっています。
なぜ・・・・まさか・・・と思いピンチハンガーを見に行きました。
あーありましたね。ちぎった残りのパフが悲しく残っておりました。
致し方のない事かもしれません。以前娘のショーツを引っ張られてそれ以来ピンチハンガーにはハンケチやタオルのようなモノしか干さないようにしていました。パフも引っ張れば切れるモノだとちゃんと認識していればピンチハンガーにつけなかったハズです。でもちょっとだけ悲しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1657286550495-nKXYjyZVoO.jpg?width=1200)
予想もしないことが起こるのが介護です。先回りしてそうならないようにすると平穏な日々が続きます。それからはパフを洗ったら平干しのところに置いてブチッと引っ張られないように干しております。
ホント知恵比べですね。
では、ムリなく明るい介護を。