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食事時の病院に伺ってきました。

こんにちは。介護のつぶやきです。

2024年10月17日母親が病院で食事する時間に同席させて頂きました。
以前(40年前)祖父の介護をしている時は、ほとんどつきっきりだったので体調の変化は良くわかりました。コロナ以降面会は制限され、家族が病院に居る時間が短いと

医療行為はあるのか?
ナニを食べているのか?
カラダは動くのか?
排泄は出来ているのか?

等々状況が全くわかりません。

昼食が運ばれてきましたが、母親は自分の手で食べることが出来ません。なので看護師さんにスプーンで食事を運んでもらうと母親は口をモグモグさせています。その状態で看護師さんに状況伺います。

左手しか動かないのにゴハン食べられるの凄いですね。

「はい。お手伝いしてですがご飯食べる量としては3分の2ぐらいは基本的には食べていらっしゃいます」

まぁまぁ食べてるわけですね

「そうですね」

最初先生も脳梗塞の影響であんまり右は動くと思えないっておっしゃっていたけど、途中から「少しずつ回復してきた」っておっしゃったから、あぁそうは言っても人間って回復するもんなんだなぁと思って。

「リハビリで一定数戻ることはあるんですけど、あまり期待しすぎても動かない場合もあるので」

一時期聞いてた話だとご飯よりもオカズ食べておしまいだった時期もあったと聞いてます。

「3~4週間くらい前とかだとオカズ食べて『もういらない』とかっていう時とかもありましたね。そういう時は無理させずにしておりました。それ以降車椅子に座ったりとか、活動量が増えたことで食事量も一定量増えたりとかしましたね」

あら~、それだけ動くくらいでも変わるんですね。

「それだけでも動くとだいぶ変わったりする人も多いんです。リハビリとかも結構積極的に僕ら看護師や理学療法士さんとかもお手伝いしているので」

「そして食べやすいモノを差し上げてます。コレは粉ふきいもです。喜久子さんオイシイ?」

母親はうなずいてます。

「おいしい。よかったよかった」


右手が100パーセント戻らないにしてもここまで回復したのはスゴイですね。

「いま先ほどみたいに腕をちょっとあげたりとかできるようになったんで。前は全然上がったりとかしなかったので」

できないって本当に言われてましたから。

「その0よりかは動くようになったから前進はしているのかなって。でもどのぐらいまで回復するかとか、ちょっと解らないんですけど」

でも硬膜外血腫と脳梗塞と両方やっちゃったら寝たきりになるのが当たり前ぐらいのこと思ってたんですけど、こうやって起きてご飯もちゃんと食べれるようになるんだなって。しかも看護師の皆さんちゃんとお節介焼いてくれて、車椅子に乗せて『起きてなきゃダメだよ』ってやって戴いて。

「僕らの仕事なので。ずっと横になってると昼間寝ちゃって夜起きちゃって夜に元気になってしまう人とか、お歳召した方だといらっしゃいますので」

老健さんでも睡眠薬飲んでましたから、昼間やっぱり寝るんですよね。『寝てイカン!起きてー!』って言われて。老健さんのありがたいのはいろいろ喋ってくれる人が多いんですよね。でも病院では会話はないんですよね。

「たまに座ってる人同士とかで喋ったりとかはありますけど、なかなか無いですね」

そうですよね。

日常の医療行為はないカンジですよね。

「そうですね。恐らく点滴とかも入ってないから、日常的な医療行為はないと思うんですけど。おしっこも管入れてるので適宜交換さしていただいたり、体拭きとか調子がいい時はシャワー入ったりとかしてます」

では老健さんでもご対応は頂けると思うんですけど・・

「うーん、場所によってだと思うんですけど。ま、そこの施設の対応具合とかにもよりますので、ちょっと僕が良いですよとか申し上げられないんです」

食べるものもこうやって食べれるし、車椅子にも乗れるじゃないですか。ストレッチャーで移動しなきゃいけないって訳じゃないんであれば、『(老健でも)全然いけます』よなんてことを老健の担当者さんに言われていたのですが・・・

「問題は医療行為が起きた時ですよね。例えば痰の吸引とか、点滴入れて栄養とるとかになっちゃうと、医療行為になってしまうので老健さんでは対応に難しいこととかもあるのではないでしょうか」

このヒト今年の4月2日に私と一緒に名古屋ドームに見に行けたんですよ。まあ向こうでは車椅で移動しましたけど、それにしても行けたんですよ。

「スゴイですね。いまこの状態でも座ったりするのも結構な時間多分座れると思うんですよ。二時間、三時間ぐらいは座ってる印象です。お昼終わってからでもまだ大丈夫って言ってくれたり、とかしてるので、結構座ることとかの体力とかは全然あるのかなっていう感じです」

老健さんってリハビリを積極的にやるじゃないですか。病院さんだとそこまでじゃないんですよね。

「病院によります。リハビリ病院とか結構積極的にやったりとかすんですけどここは急性期病院なので」

はい、わかります。だって1ヶ月たったら出てかなきゃいけないんですものね。そしてこの後、老健さんなのか、病院さんなのか?私たち家族で決められることではないので状況を確認にうかがったのです。

「連携室の担当と話して、方向性とか喋ったりとかしましたか?」

していたのですが、一昨日火曜日の朝に前にいた老健さんからお電話戴きました。まだ荷物は置いて戴いていたのですが、

『まだ戻れる様子では無いのならば荷物一度片付けて戴けますか?』

とのことでしたので空きがなくなっちゃったのかなぁ「そういうことであれば致し方ありませんね。了解しました」とお答えして、次は病院かなというお話しを病院連携室の担当さまとお話ししていました。そうしたら老健さんが

『いや、調整できますけど』

みたいなこと言い始めて「なにナニ?なんですか?」っていう話になって。

「錯綜してますね」

はい、そうなんですよ。そして、その午後病院連携室の担当者様から老健さんとウチにお電話戴き「退院できます」とのことで『タイミングがー』ということになっています。そして老健さんの担当者様が来週の火曜日まで不在のため、お話しが進まなくて。

「あら~」

母親の状況がわからないと病院連携室の担当さんや老健の担当者様とお話しも出来ませんが、お話伺って状況理解出来ました。今日伺った内容を元に打ち合わせさせて頂きます。ありがとうございます。


状況はわかりましたが、さて、どうなりますかね。
介護って入院してからでもいろいろあるという経験値が上がったつぶやきでした。

皆さまもムリせずお気楽に介護を。

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