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こんにちは。

【わたしのおやつ】お菓子教室の
いとう かやこです。

前回の投稿から大分時間があいてしまいました。
もう一度noteを書こうと思い立ったのは、やっぱり言葉にしておこうと思って。


先日3月11日は東日本大震災から10年でした。

2011年3月11日14時46分


当時私はレストランのパティシエとして翌日に控えたパーティーのために大量のお菓子を作っていました。

揺れがはじまったときも業務用ミキサーをガンガン回していたので、そのせいかと勘違い。

揺れが激しくなってこれは地震だ!と気づき大慌てでオーブンのスイッチを切ったのでした。
ぐわんぐわんと大きく足元が揺れたのを憶えています。

私がいたのは震源から離れた長野県でしたが、その次の日には長野県北部地震が発生。
鳴り止まない地震速報に怯えながら過ごしました。

テレビには連日津波や倒壊した建物が映り、これは現実なのかという思いで見つめることしかできませんでした。

ーーーお菓子作りでは命は救えない

そんな無力感に苛まれまれることも。
お菓子という嗜好品を作る仕事の在り方を考えたりしました。


あれから10年経った今日

私はお菓子を仕事にしています。


この10年の間に色々な変化やターニングポイントがありましたが
ここまで続けてこられたのは

私のお菓子を食べて笑顔になってくれる人がいること。

レッスンを受けて「美味しい!」「楽しい!」と喜んでくださる人がいること。

笑顔やお声を届けてくださる皆さま、応援してくれる家族や友達がいてこそと思っています。


人生は一日一日の積み重ねですが、良いときも辛いときもある毎日の中
お菓子がある風景はちょっと特別になります。

お菓子には人を笑顔にする力がある

その想いは日を追うごとに強くなっています。


そんな人生を豊かにするお菓子作りの魅力
ひとりでも多くの方にお伝えしたい!

この先の10年も明るい希望を持って
お菓子とともに歩んでいきたいと思います。

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