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早朝お弁当作り / 夏の海 / 厚田~浜益


あしたの天気予報は晴れ!
急に海に行きたいと思い立った。
まるで魔女の宅急便のキキのように「明日行く!決めた!」と夫に宣言する。"5時に起きて6時に出発しよう"と早くに就寝するが、起床したのは5時45分。「もうなんだか行きたくないな」という気持ちが芽生えるも、自分をなんとか奮い立たせ急いで支度をして、寝ぼけながらもお弁当作りに取り掛かる。着いたら海を見ながら朝ごはんとして食べるためだ。6時半頃にのそのそ起きてきた夫に文句を言いつつ、手伝いをしてもらう。


▼出来たお弁当はこちら!

気分を上げるために、ごはんは絶対に大盛りだ


  • 焼き塩鮭

  • 卵焼き

  • 赤ピーマンとエノキの炒めもの

  • から揚げ

  • ミニトマト、枝豆


から揚げは大好きな長谷川あかりさんのレシピ!


漬けておく時間もいらないし、数分揉みこむだけ。
しかもめちゃくちゃおいしいので皆さんに作ってみてほしい。



朝から贅沢なお弁当が出来上がった、と少し満足しつつ出発。天気にも恵まれ、時間が早いせいか車通りも少ない。


厚田へ到着し車から降りると、海風がとても心地よい。

真ん中にトンボが写った


海を見ながら、お弁当を食べる。至福のひとときだ。
食べ終わったら少し周りを散歩する。
朝市は1店舗だけ営業しているのが見えた。


そうこうしているうちに、自宅へ帰るのがもったいないと思えてきた。こんなに天気がよくて気持ちのよい風が吹き、おなかが満たされているのだ。


いつも立ち寄る近くの道の駅「あいろーど厚田」はまだ営業していない。私たちはなぜだか急に浜益へ行く運びとなった。浜益へ行くのは数年ぶりだ。

厚田から浜益までは車で30分くらいだろうか。マイナスイオンを感じる森の道を過ぎ、長いトンネルをいくつか潜り抜けた先にある。



川下海浜公園に到着。
こちらはキャンプ場としても利用できるらしい。2、3テントが張られていた。


海の方へ行ってみると

10人以上、釣り人がいた


今の時期はここでなにが釣れるのだろう。
小さい頃は父や祖父に連れられて、よく早朝から夕方まで釣りをしていたものだ。釣りをしたい気持ちはずっとあるのだが、釣り道具を揃えることのハードルが高く、なかなか実現できずにいる。そしてエサを付けられるのかという問題もある。お魚を釣りたいけれど、スマホも時間もあまり気にせず、ボーッと空を見て波の音を聞いてゆったりしたい気持ちが大きいのかもしれない。



砂浜もきれいでとっても静かなところだ


しばらく波打ち際で波の音を聞き、自然の中に身を置いてみた。知らず知らず荒んでしまった心が洗われるようだった。


海から離れても、田んぼが広がりその奥には山々が連ねており、まるで昔ばなしに入り込んだかのような涙が出そうな景色だった。


これは朝だけではなく夕方の景色もきれいに違いない。
まだ日も暮れてないうちから、「夕焼け小焼け」の唄を口ずさみ帰る私たちだった。



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