月之 おやつ

北海道出身(30代)の日常を紹介するお気楽note。田舎の大自然で育ち、現在は夫と犬2匹と暮らしています。おやつの時間のように楽しくのんびり。

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北海道出身(30代)の日常を紹介するお気楽note。田舎の大自然で育ち、現在は夫と犬2匹と暮らしています。おやつの時間のように楽しくのんびり。

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最近の記事

憂うつで気力がない日

どうにもやる気の出ない日。 理由を聞かれても、いまいちわからない。 いや、心当たりもある。 寒くなったことや日照時間が短くなったことも関係しているのかもしれない。 "切り替えろ"と言われて、簡単にできるなら困らないだろう。 大人なのだから上手に効率よく生きて経験値を積み、傷を治せるホイミなどを覚えられるならばいいけれど、そうはならない。 日々、知らず知らず傷を負う。 これでも回避することはだいぶ身に付けたつもりだ。だが、歳を重ねても傷つくことに慣れはしないし、治りが早く

    • チョコレートショップとカフェラテ

      肌寒くなり始めた頃から、我が家のキャンドルが灯る。火の揺らぎを見ているだけで落ち着くが、いい香りも広がって、冬にピッタリの暖かい空間となる。 テレビでは、クリスマスケーキのCMが流れている。 そのほとんどが毎年同じ曲を使っているので、曲が聞こえると「もうこの季節かー」なんて思ったりする。もう少しすると、街中はキラキラ輝き、鈴の音の音楽たちが流れる。私にはもうサンタクロースからプレゼントが届くわけではないのに、"クリスマス"というだけでわくわくしてしまうのはなぜだろう。心のど

      • 夫婦喧嘩をした寒い夜

        11月に入ってまもなくのことだった。 私たち夫婦は、滅多に喧嘩をしない。 ちょっとした言い合いはあっても"喧嘩"と呼べるものは、年に1度あるかないかだ。だが今回に関しては間違いなく"喧嘩"と評してよいだろう。どの喧嘩にも理由が存在すると思うのだが、考えても、あの日なぜそうなってしまったのかわからない。 その日は2人とも自宅にいたのだが、朝から業者さんが出入りしており、それが9時から17時すぎまでかかったものだから、知らぬ間にストレスがたまっていたのかもしれない。もちろん業

        • おいしい蕎麦と果物、そして天然の母

          この時期の果物といえば、わたしの1番は"リンゴ"。 みなさんご存じ、人類が食した最古の果物。 『1日1個のリンゴ、医者知らず』 『リンゴを食べると医者が青くなる』 という言葉もあるくらいだ。 きっと身体に良いのだろう。 世界中で生産される品種は、数千種類にもなるらしい。 なかでも私は壮瞥町のリンゴがお気に入りだ。壮瞥はりんごの町。プルーンやブドウも有名で、フルーツ狩りもできるので海外からの観光客も多く訪れる。 今回私が久しぶりに行った際にも、観光バスがたくさん駐車し

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        • 日記・エッセイ🌙
          23本
        • 料理・レシピ🌙
          2本
        • オススメ・紹介🌙
          3本

        記事

          家周りの冬支度 / 大根を干す風景

          そろそろ本格的に冬支度を始めなければいけないと思い始めた11月。2024年も、あと約2ヶ月だ。 みなさんはどのような晩秋をお過ごしだろうか。   今年も毎日を必死に生きて、やるべきことをこなしてきたはずだが、毎年この時期からやる事が山積みとなり、バタバタと忙しくなるのは何故だろう。スマホの中の手帳には、毎日予定が埋まっている。1つ予定があると『その為にしなければいけないこと』も出てきてタスクがいっぱいいっぱいだ。 例えばクリスマスケーキを予約したいとなると、お店選びか

          家周りの冬支度 / 大根を干す風景

          ストーブをつける晩秋 / お墓参りと紅葉

          知らぬうちに初雪が観測されていた。 まだ雪虫しか見ていない。 冷え込んだある日の朝、暖房をつけたが全く暖まらない。おかしいな、と確認をしに行くと点けたはずのスイッチが消えている。もう一度点けてみるも、20分後には同じ状況に逆戻り。 これは困ったと業者さんに連絡をして、来てもらうことになった。結果はやはり、交換のための工事が必要とのことだった。そして工事日は、まさかの11月上旬。こんなにも混んでいるということは、我が家以外にも同じ状況となり『暖房なし生活』を余儀なくされたお

          ストーブをつける晩秋 / お墓参りと紅葉

          金木犀の香り / 十三夜の栗 / 新米

          好きな香りを聞かれたら、何と答えよう。 まず思い浮かぶのは、炊きたてのごはんの香り。 今は新米の時期。糖質はやはり気になるところで、毎食計量しているけれど、あの新米の炊いたばかりの香りがしたら、山盛りでおかわりしてしまいそうだ。更に、お米をおいしくいただくための『ごはんのお供』も、しっかりと調べている自分がいる。しかし結局お取り寄せすることはなく、スーパーへ行っておいしそうな鮭やタラコ、塩辛、キムチを買ったりする。新鮮な野菜をいただくと、それを使って自分で様々な瓶詰めを作

          金木犀の香り / 十三夜の栗 / 新米

          大豆コーヒーとカブと

          先月、素敵なカフェを見つけた。 それは岩見沢市の商業施設『GIFTs』の中にある。 まず注文してから、席に座るスタイルのカフェ。 私と夫は何も知らずにちゃっかりと座ってしまい、優しい店員さんに教えていただくこととなった。店内には平日だったためか、他にいた方は3、4名ほどだった。おしゃれな内観で、ガヤガヤしておらずゆったり過ごせる。席も適度な間隔が設けられており、窓際の席だったので外も見渡せるため「閉店までいてもいいでしょうか。」と聞いてしまいそうな居心地の良さだった。 こ

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          味噌をこだわり学ぶ / ごはんのお供作り

          ほぼ毎朝のように、お味噌汁を飲む。 温かみを感じてホッと心が落ち着く。 去年までは味噌やその他調味料のことを、特に知りもせず使っていた。なるべくよいものをと考えてはいたが、優先するものは値段だったように思う。 去年あることがきっかけで、食や健康について夫婦で考えることが増えた。『食べるものが身体をつくる』耳にタコができるほど、いたるところで聞いてきたような言葉だが、身に染みて感じた。 「食べない方がよいもの」を調べるとキリがない。私たちは医師でも栄養士でもないので専門的

          味噌をこだわり学ぶ / ごはんのお供作り

          図書館へ行く / 読書の秋

          図書館という場所は、どうしてこんなにもワクワクするのだろう。 私は本が好きだ。本の虫とまではいかないが。 図書館はよく行く。1ヵ所ではなく色々な図書館へ。社会人になってからも大学内の図書館を訪れて、毎週のように借りていたときもある。蔦屋書店へもよく行く。手が届かない天井まで本があるなんて夢のような場所。まるで『美女と野獣』でベルがプレゼントされた図書室のようだ。 そしてまた、愛してやまない『ドラクエ』の話になってしまうが、ドラクエ11で"古代図書館"という場所が出てくる

          図書館へ行く / 読書の秋

          小樽ちょこっと旅 / 住吉神社とソフトクリーム

          9月上旬の平日、私は夫と"久しぶりに小樽へ行こう"と車に乗り込んだ。 どこへ行って何をするかは、何一つ決めていない。 到着まではかなり時間があるのでスマホで調べるのが、その日の私の任務。 以前はよく小樽へ行っていたものだが、コロナ禍以降あまり行けていなかった。現在は観光客も戻り、むしろコロナ禍前よりも増えているらしい。きっとどこも混雑し、賑やかになっていることだろう。 だが、なにせ人混みが苦手だ。 ゆっくりしたい旅なのに忙しない旅になるのは悲しい。 自分があまりストレス

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          お月見とかぼちゃ団子

          今年の中秋の名月は「9月17日(火)」だった。 なぜ月はこんなにもきれいなのだろうといつも思う。 小さい頃、夜に父が運転する車の後部座席に乗っていると、窓からまんまるの月が見えた。車は走っているのにずーっと私たちに着いてくる。今それは当たり前の現象だとわかるが、当時は月自身が意思を持っていて私を追いかけているのではないかと思っていた。あまりに騒いだために、両親に怒られたことはいうまでもない。 "曇り空が広がり、きれいな月は見られないかもしれない"と十五夜当日の朝、天気予報

          お月見とかぼちゃ団子

          秋の大掃除 / 柳月のお菓子

          夏の暑さも思い出せないほどに寒くなり、部屋着は長袖になった。扇風機もしっかり羽を洗い、夏の汚れを落として「ありがとう、来年もよろしくね。」と片付ける。 田舎の野菜直売所にはカボチャがたくさん並び、山々にはちょっぴり黄色が見えている。寒さを感じても、花壇の花たちは大きく成長し続け、元気に上を向く。 大掃除は普通大晦日や年の暮れに行うものだが、我が家は毎年秋に行う。北海道の冬は寒く水仕事は敬遠したいもので、なにより除雪作業があるので大掃除を行う体力は残らない。 学生の頃から

          秋の大掃除 / 柳月のお菓子

          缶バターで作る人参のグラッセ / ハーブ園

          少し前、トラピストバターを購入した。 ▼そのときの記事 このバターでどうしても作りたかったもの。 それは『人参のグラッセ』だ。 料理好きの私にも、なかなかハードルが高い料理だ。作れば簡単だとわかっているが「そうだ、グラッセを作ろう」と思う日があまりない。ハンバーグの付け合わせにも、バターをたくさん使用するためカロリーの心配をしてしまい作らない。最後に作ったのは10年以上前ではなかろうか。 今回は無駄にはできない高級バターを購入したので、バターを生かすであろうグラッセを

          缶バターで作る人参のグラッセ / ハーブ園

          美唄ドライブ / 神社参拝と焼き鳥

          なぜか無性に焼き鳥が食べたくなるときはないだろうか。私の場合、それは定期的に訪れる。 お酒はほとんど、というか全く飲まないのでお昼から営業しているお店を探すのだがとても少ない。居酒屋などはお酒を飲まない私にとってはアウェイすぎる。お祭りの屋台などは、衛生的にすこし苦手で今はあまり食べない。 テイクアウトでもいいから、お昼に気軽に食べられるおいしーい焼き鳥はないものか…。材料にもこだわっていて炭火の香りがする焼き鳥!それも日帰りで行ける場所がいい!! 探してみると・・・

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          秋の始まりを感じ思い出を綴る

          北海道は、もう秋の気配。 たくさんのトンボたちが飛び交っている。 日中はまだ暑くて半袖でもいいけれど、朝晩は冷え込んで肌寒い。日が暮れるのも早くなり、窓を閉めようとすると、月が照らす暗闇のなか虫たちのきれいな歌声がきこえてくる。 数日前、コキアを植えている鉢植えをどかすとコオロギたちが飛び出してきたのはびっくりした。鉢の下は住みやすいのかな。全身鳥肌が立ちながらも「せっかく休んでいたのにごめんね。」とつぶやく。 虫が嫌いじゃなければどれだけよかったか…。 虫が嫌いになって

          秋の始まりを感じ思い出を綴る