食(しょく)
1日の終わりに良かったこと嬉しかったことを思い出すようにしている。
ふと気づいたら、ほとんどが食べ物のことだ。
「あれ買って嬉しい」「久しぶりにこれ食べて美味しかった」とか。
ほんと食べることが好きなんやなあと思う。
でも幼少期の私は食べることが好きじゃなくて、しかも少食だったからめちゃくちゃガリガリだった。後から父より「湯はあの頃心配するくらい細かったなあ。」と言われたことがある。
回転寿司に行っても鉄火巻きとカッパ巻きの無限ループをする小学生だった。
多分中学生になって、運動部に所属したから、食欲が増して食べることが好きになったのだと思う。
思春期かつ運動量が増えたことで、めちゃくちゃ食べるようになった。部活後菓子パン(山崎のなんとかゴールド、ぐるぐるのパンに砂糖がピーっとかかったやつ)を食べてさらに晩御飯も食べる。ラーメンは必ずチャーハンセット。
そして大学生になって居酒屋でアルバイトをし始めたことも影響していると思う。
私はおばんざいを売りにしている個人経営の居酒屋でバイトしていた。賄いがめちゃくちゃ美味しくてかつめちゃくちゃ大量だった。
お刺身、煮魚、焼きそば、チャーハン、親子丼。。。
なんでも食べさせてくれたし、どれも女将さんの手作りでとても美味しかった。働いてくたくたの身体に出汁の効いたおばんざいと白米を食べる時が、労働した〜!!って実感する瞬間だった。
魚がそんなに好きでなかったのに、食べられるようになったのもバイト先のおかげだと思う。ありがたいなあ。
和食も好きだしイタリアンも好きだし、ファストフードも食べる。なんでも食べられるって当たり前だけど、きっととても幸せなこと。
今日何食べようって考えてる時が1番脳が働いてる気がする。