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【要約】「朝1分間、30の習慣。」-自分への問いかけで、生産性と幸福度を高める1日を-

こんにちは!たば@oyasumi_949です!

「毎日がつまらない。」

仕事も楽しいと思える部分は少なく、毎日同じことの繰り返し。

「自分の人生これでいいのかな?」

なにか変えないといけないのは分かるけど、疲れていて、新しいことをやる気もおきない。

このような方、多いのではないでしょうか。

現在の状況から抜け出すには、なにかを変える必要があります。

今回ご紹介するのは、朝の時間を使って、自分にいくつかの「問いかけ」をすることで、やるべきことが分かる、ポジティブな気持ちを取り戻せる、そして幸福度の高い人生につなげられる。

そんな習慣を紹介している「朝1分間、30の習慣。」です。

私も大好きな本で、本当にみなさんに、第1章だけでもいいので、読んで欲しい本です。
必ず新しい気づきをもらえると思います。

本に紹介されている30の習慣の中から、特に参考になる、取り組みやすい部分をアクションプランとしてまとめましたのでぜひ、最後まで読んでみてください!


本の基本情報

朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ

著者:マツダ ミヒロ
発刊:2022/5/13
出版社:すばる舎

本書の目的

朝という、忙しく過ぎてしまいがちな時間帯に、「たった1分」でもいいので、自分と向き合う時間にあてることで、自分にとってよりよい1日を作る。

その1日が続けば、ひいては、1か月、1年、そして人生そのものが変わっていく。

そんな習慣、気づきを与えてくれる本となっています。

早起きを推奨する本ではない

まず、先にお伝えすることとして、本書は、「早起きを推奨する本」ではありません!

「朝」とタイトルについているものは、やはり5時など早い時間を基本として、ものによっては3時や4時に起きている、といった著者の方もいらっしゃり、早く起きる方法や、早起きによって時間を作り出す、というものが多いですね。

しかし、この本は、その人にとっての「朝」の活用方法となっているので、早起きが目的ではなく、いまある朝の時間の使い方を少しだけ変える、といったものになります。

「朝」の時間を使う理由

習慣に関する本はいくつも出版されており、内容によって使う時間帯は様々ですが、本書ではタイトルのとおり「朝」の時間を使っていきます。

書籍から引用しますが、著者は、以下のように起きてすぐの時間を「プラチナタイム」として、特に大事な時間と定義されています

目覚めてすぐの脳がきれいな状態を、わたしは「プラチナタイム」と呼んでいます。この時間にネガティブな情報を入れてはいけません。 やるべきことは、まだ情報がゼロの状態で自分と対峙することです。

確かに、起きて、テレビでニュースをみる、スマホで新しい連絡がきていないか確認する、SNSなどを見ていると、すぐにたくさんの情報が自分に入ってきてしまいます。

その前の、まだ空っぽの状態で、自分と向き合う、そんな時間を作っていくことが、いつもの毎日に変化を加えてくれます。

それでは、具体的な習慣の内容に入っていきましょう!

「いま、どんな気持ち?」と聞いてみる

自分に質問をする、ということを、日常的にやっている人は少ないと思います。

この質問への答えが、自分のいまの心の大部分を占めることになると思います。

仕事やプライベートで不安なことがある、試験前で緊張している、今日は週末で飲み会の予定もあるから楽しみ、などなど。

まずは、この質問で、自分の気持ち、状態を把握して、それにそった1日の過ごし方を考えてみましょう。

この質問で、自分の気持ちや体調面も、改めて確認できるので、調子が悪いのであれば、仕事はなるべく定時あがりして、早めに寝よう、など、計画をたてることができます。

また、イライラ、ソワソワしているというときは、なぜその気持ちになっているのか?
と、もう1段階、深く質問してみる、そして、その対処法も考えてみると、気持ちも落ち着いてきますよ。

「どんな1日になったら最高?」と聞いてみる

この質問をすることで、気持ちをポジティブに切り替えていくことができます。

今日1日が終わったときにどんな自分になっているか、と想像してみると、質問しやすいかもしれませんね。

嫌なタスクや予定があるときも、それが全部終わった、目途がついた状態になっている。

仕事が終わったら、すきなご飯を食べに行く、ドラマを見る、などでもかまいません。

さらに追加すると、「自分のどんな行動で理想の状態になりたいか」を意識するのもいいです。

例えば嫌なタスクがあるから他の人にやってもらう、ではなく、やはり自分で責任をもって対応できたほうが、よりスッキリする、のように、その過程まで考えると行動がとりやすくなりますね。

朝に、この質問をしておくことで、1日の動きも決まってきますし、身体も動いてきますよ。

「今日の楽しみは何?」と聞いてみる

ほとんどの人は、忙しさの中で、毎日同じような予定を繰り返していると思います。

そんな毎日の中で、ささやかでもいいので、自分が楽しめること、喜ぶことを、考えて、毎日に取り入れていくと、1日の満足度もかわってきます。

今日はコンビニではなくカフェでコーヒーを買おう、本屋さんに寄って趣味の本を見てみよう、映画を見よう、など朝に今日の楽しみを1つでも用意しておくと、1日が楽しみになってきます。

また、ネガティブなときは、楽しみを考えられないこともあるかもしれないので、普段から、自分が楽しめることを、いくつかリストに書き出しておいて、そこから1つ選ぶというのもおすすめです。

「叶えたいことに近づくために、今日できることは何?」と聞いてみる

目標を立てていても、毎日目標に向かって行動するのは難しいですよね。

この質問をすることで、目標の再確認と、今日1日の中で、どう行動すれば、ゴールに近づくことができるか、と考えることができます。

例えば、ダイエットでいつまでに〇〇kgに痩せるという目標であれば、「お昼は野菜が多いものを選ぶようにする」
資格試験であれば「5分でもテキストを開いてみる」でもかまいません。

忙しい中だと、目標自体さえも忘れてしまうのが人間なので、この質問で、自分にとって重要なことに時間をさけるようにしていきましょう。

目標の達成率が、全く変わってきますよ。

「本当にこれでいいの?」と聞いてみる

人は慣れてしまうほど、その環境が変わるのを嫌う生き物です。

最初は違和感を感じたり、もっとよくできる方法を思いついたのに、繰り返していくうちに、何も感じなくなってしまった、ということはあると思います。

仕事のルーティンタスクや、プライベートも含めた人間関係もそうですね。
変化を起こそうとすると、勇気がいりますし、行動できなくなってしまうことも多いです。

いま自分がやっていることは本当に必要なことなのか?と疑問を持ち続けるためにも、この質問を自分にしてみましょう。

本当にやりたかったことや、辞めるべき習慣などが見えてきます。
人に流されて生きるのではなく、自分が納得して人生を送ること、それが自己肯定感や自己効力感にもつながっていきます。

全部の習慣をやらなくていい、毎日やらなくてもいい

本書では、30の習慣が紹介されていますが、すべてをやると、やはり時間がかかってしまいますので、自分にあったものからやってみる、できない日があってもいい、と書いてあり、とても取り組みやすいものとなっています。

私は、手帳に、いくつかの習慣を用意しておいて、毎日自分にとって大事だと思う部分のみ取り組んでいますが、平日と休日で内容を変える、などもいいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、毎日を充実させるための、「朝1分間、30の習慣。」をご紹介しました。
同じような毎日を繰り返すことは、もやもやを感じながらも、「楽」な生き方なのかもしれません。
でも大きな波がない代わりに、充実感、達成感、自分で選択していきているという満足感みたいなものは、得にくくなってしまいます。
紹介した、習慣・質問を1つでもいいので朝の時間に自分に聞いてみてください。
少しでも、毎日に変化が生まれてくるはずです。
今回ご紹介している内容以外にも、書籍ないで、30の習慣の内容、具体的な方法や詳細が掲載されていますので、「朝1分間、30の習慣。」を手に取って読んでいただけるとうれしいです。

また、この本は「kindle unlimited」にも登録されています!
月額980円で、他にもたくさんのジャンルの名著が読み放題なので、こちらもチェックしてみていただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたmm

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