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土日も休めない母親たちへ【あなたの優先順位は何位ですか?】
平日は仕事や育児、家事に追われて、あっという間に一日が終わる。
そして、やっと迎える土日。
世間では「お休み」と言われているけれど、
母親にとっては、さらに忙しい日になることも少なくありません。
朝ごはんに昼ごはん、掃除に洗濯、
子どもの遊び相手…。
むしろ、平日より大変だと思うことも。
気づけば自分のことは後回し。
優先順位の一番下に置かれているのは、
いつも「自分自身」。
そんな状況、ありませんか?
母親だから?当然のこと?
家族のために頑張る。
子どものために時間を使う。
それは、親として当たり前のことなの
かもしれません。
けれど、その「当たり前」がずっと続いていくと、心も体も疲れ切ってしまいます。
それでも私たちは、自分を一番にすることに罪悪感を覚えることがあります。
「子どもが小さいうちは仕方ないよね。」
「母親が頑張るのは当然だし。」
そうやって自分を納得させながら、
「母親だから」と、
自分を後回しにすることに慣れてしまう。
けれど、考えてみてください。
もし子どもが将来、
「自分よりも誰かを優先することが当たり前」
だと思ってしまったら?
それを、あなたは本当に望みますか?
子どもは親の背中を見て育つ
親が自分を大切にする姿は、子どもにとっても大切なメッセージになります。
例えば、
「今日は疲れたから、ちょっと一休みするね。」
「このご飯はお母さんの好きなものだから
作ってみたの。」
そんな風に親が自分を大切にしている
姿を見ると、子どもも自然と
「自分を大切にしていいんだ」
と感じられるようになります。
反対に、親が常に自分を犠牲にしている姿を見せていると、子どもも「自分のことは後回しにするのが当たり前」だと思ってしまうかもしれません。
子どもにとって一番身近な「人生のモデル」は親です。だからこそ、まず親自身が自分を大切にすることが大事なのです。
今日は、何をしてみる?
「自分を大切にする」といっても、
大きなことをする必要はありません。
ほんの少し、自分を労わる時間を
作るだけでいいのです。
「ご飯は子どもの好きなものじゃなくて、自分が食べたいものを作ってみる。」
「掃除や洗濯は1日お休みする。」
「家族に『少しだけ休憩させてね』と伝えて、30分だけ1人で過ごす。」
そんな小さなことでも、
きっと心が軽くなります。
そしてその姿を子どもに見せることは、親としての役割を果たしていないわけではなく、
むしろ「自分を大切にすることの大切さ」を教えているのだと気づけるはずです。
たまには、自分を一番に
母親業に休みはない。
それが現実かもしれません。
でも、たまには立ち止まって、自分を一番に考えてみてほしいのです。
疲れ切った状態で頑張るのではなく、心と体に余裕を持った状態で家族と向き合う方が、もっと楽しい時間を過ごせるはずです。
「今日は、自分を大切にする日。」
そう思えたら、少しだけ勇気を持って、自分を最優先にしてみませんか?
この記事が、誰かの心に寄り添い、少しでも気持ちが楽になるきっかけになれば嬉しいです。