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エチエ農産のカラフルにんじん

エチエ農産 | 京丹後久美浜

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京丹後市久美浜 エチエ農産
葉タバコ農家を経て、環境と人に優しい農業を目指し、2007年に株式会社を設立。2011年より、 有機JAS認定の米と野菜づくりに励み、現在は息子の越江昭公さん(45歳)へと代替わりするも、 会長の雅夫さん(71歳)と奥さまの敏江さん(71歳)も現役で農業の新しいカタチに関わる。

カラフル人参からサラダ蕪まで。

大根を育てるところからスタートした、環境と人に優しいエチエ農産の野菜づくり。現在は根菜を中心に、年間30種類ほどの野菜を無農薬で栽培している。

「農薬や化学肥料を使っていると、葉っぱに影響が出やすいんです」とは、代表の昭公さん。有機野菜を知っている人が訪れると、まずは皆さん葉っぱを食べて感激するんだとか。

見た目にもそれを象徴しているよう感じたのは、人参畑。自然のままに有機栽培した人参らしく、淡い緑の葉っぱが鮮やかに映える畑は、さながら映画のワンシーンに登場する森や草原に見えた。

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人参は品種によって、色も風味も様々。
濃い紅色の京くれないは噛むほど甘くて、オレンジ色したオランジェはさっぱり甘く、香りが爽やか。

聞けばこのほかにも、紫色やクリーム色といったカラフルで珍しい品種の人参も近頃つくり始めたそう。
「色物にハマッていて、ハウス栽培の葉物も、スイスチャードやからし菜を育てています」そう話す昭公さんの表情は明るく、新しい野菜にもチャレンジして栽培品種を増やしながら、農業を楽しんでいる様子だった。秋は色とりどりの人参と共に、収穫できる野菜がとにかく多彩。

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「水洗いしたんですか?ってよく言われるんですよ」手作業で丁寧に土を落とした里芋は、そのまま蒸かせるくらいキレイ。

ちょこっとの塩だけで美味しい、モチモチの味わいも評判だ。 掘り起こした瞬間に清涼感のある香りがふわりと漂って、「今年はエエものができた」と雅夫さんが太鼓判を押した新生姜は、土を軽く振るえばツヤとハリがあって、ぽってり。

香り高さだけでなく、素人目にも、みずみずしさや柔らかさは瞭然だった。

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もものすけという、サラダにして食べられる赤い蕪も試食させてもらった。シャクッと頬張れる、ジューシーで柔らかい食感は桃に似ていて、ほんのりとした甘さもフルーツのよう。

葉っぱを食べた人と同じように感激して、“農業の、これから”を楽しんでいる昭公さんと同じように、思わず笑みがこぼれた。

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HP

https://oyaoya-kyoto.com

エチエ農産


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