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在宅で働くときに気をつけていること ㉑子ども6

このnoteは、小屋野恵のWEBサイト「アラカンどうでしょう」の過去記事からピックアップ&転載するものです。基本的に表現は当時のままなので、その点お気をつけください。

#リモートワークの日常
2020-06-01oyanomegumi

いよいよ今日から幼稚園、学校に行ってくれる~!
と、ホッとしている親御さんも多いのでは?
※2020/06 のお話です

まだ午前と午後の分散とか、
隔日で数時間とか、
制限はありそうですが、
それでも、
子どもと大手を振って離れていられる時間があるのは
かなりありがたい! 助かる!

今日の関東地方はお天気がよくないので、
この際、お布団に潜り込んで、
がんばってきた自分を褒めながら、
おとなの惰眠、というのもアリだと思いますよ~。

在宅と子どもシリーズの最後は、
ビデオやタブレット、ゲームゲームなどとのお付き合い、
ということを書きます。

電子機器やデジタルの映像刺激が
発達段階の脳にどれだけ影響するのか、
まだまだわかっていないことも多い中で、
これらの機器に子守をさせることに
批判的な専門家は少なくありません。

私もできることなら、
テレビは消して、
タブレットやゲームも手元から離して、
手先を使い、五感をフルに駆使して、
全身刺激! みたいなので楽しむのが
発達にはいいんじゃないか、とは思っています。

ただ、それを実現するために、
保護者が自分を犠牲にして尽くさねばならない!というなら、
それは違うと思う。

保育園、幼稚園、公園、お友だちなんてのを
フル活用して、お子さんが心底楽しい!って思えるなら良いけど、
今のこの時期に「とにかく保護者ががんばれ」と言われても
正直困る。

で、やはり頼るところは頼っていいのではないかと思います。
だって、お子さんにとって魅力的な動画とか、
機器とかがあれば、じっとおとなしくしててくれるもの。
こんな便利ですてきなものを使わない手はない。

私が子育てしていたころは、
家庭用のビデオデッキもまだ十分普及していなかったのですが、
教育テレビ(現 Eテレ)のラインナップには本当に助けられたし、
夕方のアニメ三連発!っていうのは、
めっちゃくちゃありがたかった!

ビデオが導入されてからは、
お気に入りの作品はテープが伸びるほど見たし、見せました。
↑ なんせ テープですから!

ジブリのアニメなんか、
兄妹げんかなく、2時間もつ!っていうだけで、
本当にありがたかった~! 感謝!

実のところ、子育てアドバイザーとしては、
与えっぱなし見せっぱなしではなく、
たまには膝の上に乗せて一緒にじっくり見てあげてね!
と言いたいところですが、今は非常時。

一日の中で「ここぞ」という時くらい、
動画を見せて、そちらに集中しててもらうのは、
とてもいい対処法だと思います。

あえて言うなら、教育との一石二鳥は狙わない方がいい。
「この際だから英会話」とか、
「学習ビデオで先取り学習」とか、
考えたくなる気持ちはわかりますが、
流しっぱなしで効果が得られるかというと、
そうでもないし、
学習効果の定着のためには、
大人からの適切な働きかけが必要です。
そして、めちゃくちゃ面白かったらいいけど、
コンテンツとしての面白さもそれほどでもない、ことが多い。

ここは割り切りも必要です。
楽しむところは楽しむ!

それと、YouTubeなど動画サイトはコンテンツが無尽蔵にあり、
次から次へとスキップして進んで行けてしまうので、
おまかせしたっきりだと、
わが子が何を見ているのかがわからなくなっちゃう。
ここは要注意、というか絶対危ない。

子守してもらうにしても、
専用のプレイリストを作っておいて、
それ以外は見られないようにするとか、
ちょっとした一手間はかけたほうがいいです。
何をどのくらい見たかは、把握しておく。最低限。

あと、ゲームは大人でも制限なくやっちゃうくらい楽しいから、
これは時間制限が必要。
時間が来たらアラームが鳴るようにしておいて、
それ以上はしない、などという約束はしておきましょう。
あと一回、あと一回とずるずる延長するクセは、
後々修正が難しくなります。ここはしっかりね。

いずれにしても、なんとなく先が見えたように思えて、
この在宅勤務、自粛生活も、
ちょっと変化してくるのかな?というタイミングです。

「絶対これ!」というこだわりは捨てて、
臨機応変、柔軟に変化に対応して行けたらいいですね~!

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おやの めぐみ (小屋野 恵)
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