持ちものを見つめ直してみたら
バッグやポーチの中身と、暮らしぶりや価値観について紹介させてほしい。
そんなご依頼をいただき、「北欧、暮らしの道具店」さんの読みもの連載『あの人のバッグ』の取材にお答えしました。
https://hokuohkurashi.com/note/225488
普段、鞄の中に入れているモノに対して意識していることは、ひとつ。
「色を揃える」
以前は、お財布・ポーチ・カードケース…など鞄に入れるアイテムは、それぞれ好きな色や柄のものを好きなように選んでいました。
でも、ふと、色にまとまりがない様子が「色で散らかっている」という風に見えてしまい、鞄を開けるたびにソワソワするように。
それから、色は「黒・グレー・白の無彩色+ワインレッドもしくは赤みの強い茶色」と決め、モノを選ぶようになりました。
ただ、全部のトーンが揃いすぎていると、少しつまらないような気もして。
遊び心を忘れないためにも、例外をふたつだけ。
ひとつは名刺入れ。
毒キノコのような変わった色味のこちらは、フリーランスになり少し経った頃に見つけたもの。
名刺交換の時に話題のひとつになれば面白いかな…と思い、あえてこの色に。
もうひとつは、毎年買い換えながら10年以上使い続けている、ロルバーンのカレンダー付きノート。
表紙の色をその年のイメージで選んでいるので、金運を良くしたい…!と思った年にゴールドを使っていたこともありました。
色を決めてから起きた変化といえば、モノ選びに迷いにくくなり無駄な買い物が減ったこと。
このポーチかわいいな…(とりあえず買っておいたら、いつか使うかも?)と思っても、このルールに則しないものは、まず買わない。
青系と赤系、どちらにしよう?と思ったときも、迷わず赤系を選ぶようになりました。
そして改めて鞄の中身を見ていると。
お手入れしながら長く使っているもモノは、やはり本当に気に入って納得して買ったものが多い。
あまり気に入っていないな、と思うものは明確な理由がなく、なんとなーく買ってしまったもの。
そう思って家じゅうを見直してみたら、洋服にもインテリアにも当てはまる。
なんとなく買うのは、やめよう。
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