命の前では、みなおなじ
命の前では、みなおなじ。
何となくそんなことを
思うようになりました。
毎日、介護を必要とするお年寄りと
ふれあうことが多いのですが、
人の手を借りることに対する
申し訳なさを口にする方が多くいます。
情けなさ、憤り、諦め、遠慮、不安、
色々な思いがあるのだとおもいます。
ですがみなさん、生きています。
一番大切なのは、いのちなのだと思います。
一番大切な、いのちがある限り、
人の価値などみな同じだと思うのです。
なにができるとか、できないとか。
なにを持っているとか、いないとか。
世の中ではまるでそれが
人の価値を決めているような
錯覚に陥ることがありますが。
でも本当はそんなことは、小さな小さな、
ほんとに小さな差だと思うのです。
命の前では、みなおなじだと思うのです。
こっちゃん