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自家採種の野菜を作り続ける
こんにちは
レポートのminaです!
第一回目のレポートは、小山市で有機栽培をされている「木こり農園」さんです。@kicori_nouen
畑におじゃますると、にんじんの綺麗な葉っぱが!ちょうど収穫時期でした。
お二人の笑顔に癒されながら、お話を聞いてきました。
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農業を始めたきっかけ
15年程前、会社員をされていた市川さんは、漠然とここままで良いのかなと思っていたそう。
おじいちゃんが干瓢(かんぴょう)などを栽培をしていたこともあり、仕事を辞めて農業の道へ!
色々な本を読んでいる中で、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの本に出会い木村さんに感銘して、自分も無農薬の野菜を育てたいと農業をスタート!
いまでは年間約60種を栽培されているそうです!
自家採種って?
自家採種とは、育てた作物から種を採り、その種で作物を育てること。
木こり農園さんが作る野菜はできる限り「自家採種」したもの。
野菜の基準も自家採種ができるかどうかで、選択しています。
年間60種の野菜を自家採種で栽培されていることに驚きました!
種を採るためには、収穫後も長い間土に植えている必要があり、期間を計算しながら、種まきをする場所を考えているそう。
そういった苦労もありますが、ずっと自家採種で栽培していくのは、昔ながらの野菜を繋いでいきたい、種を残していきたいという想いだと感じました。
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にんじんは春に花が咲きます。
だいたい150cm~160cmあたりに成長し、花を咲かせるそうです。
いまのにんじんからは想像できないくらい大きく成長するのに、びっくりしました!
種を採ってから1年間は冷蔵庫で種を寝かせます。
種を採ってから翌年に種まきをするので、にんじんを収穫するまで長い期間、愛情を込めて我が子のように愛で続ける。
今年のにんじんはゲリラ豪雨で種が流されてしまって例年より少し少ないそうですが、たくましく成長したにんじんは甘く水分がいっぱいで柔らかく、とても美味しかったです!
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愛情いっぱいに育てられたお野菜たちは、12月8日(日)小山市役所御殿広場にて「おやまオーガニックマルシェ」で購入できます!
ぜひ、遊びに来てくださいね!