3歳児神話って？

🌟3歳児神話
「子どもが3歳までは、母親が子供のそばにいて育児に専念すべき」
という考え方のことです💭

この3歳児神話、平成10年の厚生白書(厚生労働省発表)で、「合理的根拠がない」として否定されています。

たしかに、これまで様々な心理学・社会学研究においても、3歳までの子どもの脳の発達は一生涯の中でも著しく、この時期の養育環境が、子どもの人格形成や、今後の人間関係の築き方に影響するため、安心した環境で愛情を注がれ育てられることは、とても大切だと考えられています。

しかしアメリカで行われた追跡研究では、母親が働いているかどうかで

「子どもの心身の発達」
「社会性や行動上の問題」
「学業成績」

などには一切差が見られなかったと発表されました。

この研究結果より、
「今の自分には、仕事と育児両方をこなすのは難しそう」
「今はできるだけ子どもと一緒にいる時間を大切にしたい」
などと考えるママは、育児に専念すればいいでしょうし、

「仕事と育児を両立した方がバランスがとれそう」
「外に出て働いた方が子どもとの時間を大切にできる」
などと考えるママは、仕事をすればいいと結論づけられています。

もう20年も前に否定されているこの3歳児神話ですが、未だに「根拠のないいわれ」に苦しんでるママも多いです。

外野から色々言われたり思われるのも辛いですが、私個人としては、そんな声には惑わされず、ママたちが自分の気持ちで決めて欲しいなと思っています。

まずはママが自分を大切にすることが、子どもにも周りにも優しくできるコツ✨

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