鮮魚と活魚はどう違う?
お魚屋さんでお魚を買う時、鮮魚と活魚と書いてるのをご覧になったことがありますか?
魚の名前と値段と一緒に書いてあるかもしれません。もしくは、その魚が入っていた発泡スチロールの魚箱に書いてあったかも?
鮮魚
鮮魚とは、文字通り「新鮮な」魚のことです。いきのいい魚で、死んでいます。
このカワハギは、先日のお魚を食べ尽くす会でお出ししたカワハギですが、お店では水槽で泳いでいた活魚の状態でしたが、購入時に締めてもらったので、鮮魚になりました。
活魚
活魚とは、文字通り「活きた」魚で、生簀や水槽などで飼育されている生きている魚の事です。締めると鮮魚になります。
よくお魚が売りの居酒屋さんとかにありますよね。こういう水槽に入って泳いでいる生きたお魚です。
直前まで生きていた方が新鮮で美味しいと思いきや、魚の美味しさの元となる旨味成分であるイノシン酸は、締めてすぐではなくしばらく時間を置くことで増えることが分かっています。
ですから、時間に余裕があれば捌いてすぐではなく、冷蔵庫の中でしばらく寝かせてから食べるとより美味しくお召し上がりいただけるのですね。
スーパーや魚屋さんなどで買ってきたお刺身用のサクなどは、軽く塩を振って15〜30分程度置いて余計な水分を出してからお召し上がり頂くとより美味しく召し上がって頂けると思います。
美味しいお魚をたくさん召し上がって下さいね。
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!