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材料3つ!雑に作っても間違いなく美味しい!:白菜と豚バラの重ね蒸し

白菜の美味しい季節ですね!

白菜の大量消費には1に加熱、2に塩揉み、とにかく水分が多いので、まずはかさを減らすことから考えると近道です。

白菜と豚バラと言えば、カットした白菜の間に豚肉を挟むミルフィーユ鍋が定番になってきましたね。
私はあの「間に挟む」と言う作業が面倒で…
(菜箸で上手く挟めなくないですか?素手でお肉触って手を洗うのすら面倒で…笑、すみません)

白菜を切った端からお鍋にポンポン入れていける「重ね蒸し」の登場頻度の方が圧倒的に高いです。
蒸し煮してる間は、タイマーをセットするなどすれば途中でかき混ぜたり様子を見たりせず放置で大丈夫なので、その間におみそ汁や副菜を作れるのがまた魅力です。

では、早速作ってみましょう!

【材料】(4人分)
白菜 … 1/4カット
豚バラ切落とし … 250g前後
めんつゆ(4倍希釈) … 大さじ3〜4

※材料は全て目安量です。めんつゆは希釈の倍数によって加減して下さい。

【作り方】

1、白菜を刻んで、都度大きめの鍋に敷き詰める
  (写真は26cm)

鍋に刻んだ白菜を敷き詰める

2、鍋底全体に白菜を敷き詰めたら、豚バラ切落とし肉を並べる

豚バラ切落とし肉を並べる

3、1〜2を白菜と豚バラ切落とし肉が無くなるまで続ける
お鍋に入りきらなくて山盛りになっても大丈夫

全て重ねたら山盛りになってしまう場合も

4、上からめんつゆを回しかけ、フタをして弱目の中火で12〜15分蒸し煮する

山盛りになったらめんつゆが鍋外に溢れないよう注意
フタが閉まらなくても大丈夫
加熱開始から数分でフタがしまります
15分ほど加熱後、約半分以下までかさが減りました
汁気がじゃぶじゃぶになっています

器に盛付けて出来上がり

盛付け例

【ポイント】

・フライ返しやターナーなどで人数分に上からザクザク切込みを入れると盛付けやすいです。

・上下を返して器に盛ると上の煮汁に浸っていなかった白菜にも味が回ります。

・白菜から大量の水分が出るので、水や酒は入れなくて大丈夫です。

・火が強いと鍋底白菜が少し焦げる場合もありますが、たっぷりの水分が出るので火加減と加熱時間を守れば真っ黒に焦げ付くことはありません。

・少し焦げても、白菜から出た水分で伸ばされて煮汁のうま味の素になります。(メイラード反応)

・豚肉が直接熱源に触れずに白菜に守られて蒸されるため、お肉がジューシーで柔らかくしっとり仕上がります。

・豚バラスライスを使う場合は1枚1枚が長いので、適度な大きさにカットすると盛付けやすく、食べやすいです。

・材料を減らすためにめんつゆを使っていますが、白菜のうま味と豚バラ肉のうま味が強いので、醤油とみりんだけでも十分美味しく召し上がれます。

白菜は身体が温まりますし、うま味の強い野菜の一つです。アレコレ入れなくても十分美味しく食べられますので、是非お試し下さいませ。

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古谷 真知子:家庭料理のコンシェルジュ
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!