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栗拾い2020:今シーズンのモンブランをご紹介します!

モンブランを食べ歩くことを「栗拾い」と言うと知ったのは、わりと最近です。

以前からちょこちょこ書いていますが、私が初めて入るお店で「どうしても今日はこれ!」と言うスペシャリテや普段あまり買えないケーキがある場合を除いて、ほぼどこのお店でも買うケーキ、それがモンブラン。

えぇ、愛してやまないモンブラン。

常に求めているにもかかわらず、どこまで行ってもまだ足りない。それがモンブラン。

さて、今シーズンの栗拾いです。
早速ご紹介致しましょう!
(2020.11.24 更新)

銀のぶどう

#映えモンブラン大賞2020 と言う賞があったら、間違いなく大賞を受賞するだろうモンブランがこちら!

銀のぶどうのモンブラン・ローズです。
どうですか!
この美しく絞られたマロンクリーム!!
老舗らしく安定のこっくりとしたマロンクリームのモンブラン。台はタルト生地でしっかり焼き込んだ固め。チョコレートの葉も可愛い!

ASTERISQUE

代々木に用事が出来たので久しぶりに伺えました!(2020.11.24 更新)

他の追随を許さないボリュームあるムラングが香ばしくて好みです。
マロンクリームがすごく美味しい!
最近やっと「あ、あのマロンペースト使ってるな」とかわかって来たので、ここのマロンクリームの素晴らしさが際立ちます。
甘過ぎず栗の味がしっかりしてて、中のシャンティと渋皮栗ももう全部バランス良くて最高に美味しい!

アトリエうかい

品川駅構内のエキュート品川にアトリエうかいが出店していると知り、フラフラと購入。

見た目は他のモンブランとあまり変わりませんが、中がすごい!!
まず、マロンクリームが固めでフォークを入れるとホロホロと崩れるくらいエアリー!
そして、写真ではわかりにくいのですが、台に深さがあるのが不思議だったのですが、食べて納得!マロンブリュレとマロンムースが!
さらにその上に角切りマロン入りの生クリームとスポンジ生地が交互に重ねられ、小さめのメレンゲがいくつか入り、全部で9層!
こんなに重ねられたモンブランは初めてです!

ル・デタイユ・ドゥ・グルニエ・ア・パン

新宿伊勢丹にタルト・タタンを買いに行った際に出会ったモンブランです。
麹町のブーランジェリーグルニエ・ア・パンのパティスリー部門が独立して新宿伊勢丹に出店しています。

サクサクのメレンゲと生クリーム、しっかり濃厚なマロンクリームのシンプルな構成。それぞれのクオリティが高いから出来る技!

ラトリエ・モトゾー

表参道の紀伊國屋裏にあったソル・レヴァンテにいらした藤田シェフが独立されたお店。

大好きな大好きなモンテ・ビアンコのジャッポネーゼ(和栗)!!
はぁぁぁぁぁ、もう最高ですわー!
いわゆるモンブランとは構成が逆でマロンクリームの上に生クリームの山が!!
まさにそびえ立つモンテ・ビアンコ!

ブロンディール

石神井公園駅から少し離れた空の広い住宅街の中にある名店。(2020.10.28 更新)

シェフがアンジェリーナで修行されたそうで、通常のモンブランはアンジェリーナスタイルのメレンゲが入った小ぶりなのですが、和栗を使ったセゾニエールはドーム型なのが面白いです。
メレンゲではなくジェノワーズに甘さ控えめのシャンティ、マロンペーストのシンプルな構成。このマロンペーストがしっかりほくほくの和栗らしい味!
マロンペーストと言うよりは(お節じゃない方の)栗きんとんのような仕上がり。これは美味しい!各種和栗モンブランの中でもかなり好みです。

アンダーズ東京ペストリーショップ

虎ノ門ヒルズにあるアンダーズ東京内のお店。

夫がお土産に買って来てくれましたー♡
マロンクリームからはみ出すくらい大きなメレンゲはチョココーティングされていてサックサク!生クリームの中に渋皮煮が入ってるのも嬉しいです。マロンクリームは甘さ控えめで見た目よりもペロッと食べられちゃいます!

ダロワイヨ

老舗過ぎてノーマークでしたが、さすがのビジュアルにフラフラッと引き寄せられてしまいました!(2020.11.18 更新)

成形して形を留めるためか、バタークリームに近い口溶けと固さのマロンクリーム、シャンティ、ふにゃっと軽いジェノワーズ、のシンプルな構成。
栗々しい甘さガッツリのアンジェリーナ系モンブランが苦手な方は食べやすいモンブランかも。


そろそろ和栗関連が終わりそうですので、和栗のモンブランがお好きな方はお早めにどうぞ!
こちらも、タルト・タタン同様随時更新したいと思います!

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!