NR-20 AÏOOYAOU / 四価の形式推論
手紙のタイトル：AÏOOYAOU / 四価の形式推論
日付: 2004年1月17日
宛先 : アルバン・ナンティ様
原語 : フランス語
アルバン・ナンティ様
私はDORIO 34の娘NABGAA 112と申します。
私は現在ベルギーに住んでおり、イギリス、アイルランド、ポルトガル、スペインを除く西ヨーロッパの遠征隊のリーダーであるADAA67の息子である兄弟、AYIOA1を頼っています。
私たちのOUMMO文明のテーマについて、あなた方の間で公に交わされている電子メッセージの編集に関するあなたの兄弟たちの議論を、興味深く見守っています。
質問のいくつかに答えたいと思うこともありますが、あなた方とのやり取りの中で明らかにされた情報を自主的に制限することで、不満な思いを抱かせてしまったことは承知しています。
あなた方ご自身が推測しなければならない情報を意図的に省略していることにご注意ください。
あなた方の科学的な発達は、すでにそれを可能にしていますが、客観的な検証を試みることなく特定の答えに言及することがあるのを微笑ましく見守っています。
あなた方の四価論理への興味は称賛に値するものであり、過去数十年にわたる地球の思想家たちの理論の発展を利用することができる研究分野です。
私たちの用語AÏOOYAOUがあなた方にとって謎であるように思われるのは、この用語があなたの言語では単純に意味の通じる訳語がないことを、あなたの兄弟たちに私たちが報告したことに起因しています。
この用語は、地球の天体物理学者にあたるOOLGA WOU-OUA WAAM（理論宇宙物理学）の専門家を除いて、私たちの方では一般的に使われていないことをきちんと理解しなければなりません。
私たちは、例えば、OEMII（肉体）が消滅した後に私たちのBOUAWA（魂）が適合する過程におけるOUAA（道徳法則）の究極目的などに関する哲学的なテーマでこの言葉を使うことがあります。
この用語の意味に近づくには、環状のIAGGIAAYAOO星雲の驚くべき現象に立ち返る必要があります。
これらの星雲内のガスの温度が突然低下することで、私たちのOUWAAM反宇宙との相互作用による、私たちのWAAM（宇宙）の局所的な四次元構造の今後の変形やひだを予測することができます。
この現象は、明白な原因が実際に発生する前に起こります。
ここで重要なのは、測定可能な歪みの結果であるガス温度の急激な低下は、明らかに歪みそれ自体に先行しており、その発生を調整するものではないということを理解することです。
この現象を想像で解釈すると、OUWAAMに存在する架空の物質の雲によって、私たちのWAAMに引き起こされた波が落とす影ということができるでしょう。
この影は、振幅と時空間距離が不確かな 「AÏOOYAOU 」現象の反射なのです。
感覚や測定器ではアクセスできない物体の三次元的な形と距離を地面に落とす影から再現するのが不確かであるのと同じです。
この現象の発生時のデータを分析することで、次の褶曲の時に相対的な等動力条件を通過するように設計された各OAWOOLEA OUEWA OEM（宇宙船）のSANMOO（コンピューター）に入力する数学モデルのパラメーターを改良することができます。
しかし、褶曲の振幅を近似的に推測することはできても、褶曲がいつ始まるかを正確に予測することはできないため、このモデルは不正確なのです。
数日で準備した遠征隊が旅を始めるまで数ヶ月待たなければならないこともあります。
余談で申し訳ありませんが、この用語を導入する必要があると思われます。
この用語は、その結果によってのみ観察可能ですが、必然的に私たちの知覚の範囲外に限定され、確率的擾乱に従属するという事実により、それ自体は部分的に不確定なままである現象を指します。
WAAM は、時間の流れによって伝達される情報を必然的に変調します。
また、AÏOOYAOU は、量子不確定性の影響を受ける素粒子の潜在的な存在状態を説明するために使用される用語です。
したがって、AÏOOYAA の存在状態は、原子核の周りで進化する電子には適用できず、その電子については、測定スケールのレベルで予測可能な時空間包絡線内の残留効果を認識する方法しかわかっていません。
私たちはまた、あなたの兄弟であるセルジオ・ヴィエイラ・デ・メロの魂があなたの集団精神に統合されることは、あなたの兄弟の一部の行動に影響を与えるだろうとも申し上げました。
このAÏOOYAOUの影響は、測定可能な心理社会的影響が論理的に中期的に現れるためです。
これらの予測可能な心理社会的影響が実際に発生した場合、この男性の死を引き起こした野蛮な行為と許しがたい軽率の連続は遡及的であると認定される可能性があります。
AÏOOYAOUは、予測された現象が実際に起こる場合、あるいは起こらないという確信に達した場合、古典的なAÏOOYAA／AÏOOYEEDOO軸（真／偽）に投影されることがあります。
もしこの用語にどうしても地球言語学的な意味を与えようとするならば、AÏOOYAOUとは、その出現が知覚可能であるか、あるいは高度に予測可能であるが、その具体化を変調させる時間的な流れに内在するさまざまな歪みによって、いくつかの現実化が考えられる不確定な現象の状態ということです。
しかし、この難解な定義は、あなたにとっては混乱の元となるでしょう。
残念ながら、あなたの兄弟にはしばしば否定されるのですが、 上に紹介したレトロポジティブ(遡及肯定性)の概念について考えてみることを強くお勧めします。
これは、その時点では否定的あるいは悪意的と表現される行為であっても、それが実行される前に評価された長期的な結果が、その行為時に引き起こされた外傷を補って余りあるものであることを視野に入れるものです。
この概念は、特に医療や教育の分野において、私たちにとって極めて重要です。
レトロネガティブという対称的な概念も同様に重要です。
また、この書簡の特殊な側面についてもお考えいただきたいのです。
この書簡に書かれていることは、論理的には、おそらく悪ふざけで書かれた、出所の疑わしい、検証不可能な表現であるとだけ受け取るべきでしょう。
あなたの兄弟の誰もが、この手紙はあなた自身が書いたものであり、人智を超えるものは何も含まれておらず、客観的な識別要素もないと主張するでしょう。
したがって、この手紙は自分の胸にしまっておくか、あまりに不愉快だと思うなら破棄することをお勧めします。
もしあなたが望むなら、この文書の前提を兄弟たちに説明し、このアイデアはあなたのものか、友人から着想を得たものだと思わせることもできるでしょう。
アルバン・ナンティさん、どうかお受け取りください。
私たちの世界の習慣に則り、尊敬に満ちた友情の証として、あなたの胸に私の手を当てます。
OUMMOAELEWE ：
DORIO 34の娘NABGAA 112、ADAA 67の息子AYIOA 1が承認。
)+(
付録：四価の形式的推論に関する一般的考察
私たちの四価のシステムは、弁証法における中間項と第三項の否定を形式的に受け入れないことに基づいています。
このシステムでは、「存在しないもの」は「存在するもの」の補完とは区別されます。
私たちは、ある現象が「ある」ことと「ない」ことも、「ない」ことと「ない」こともありうることを受け入れます。
このような存在論的な区別が現実の日常で考慮されることはほとんどないのは事実です。
しかし、このような区別は地球の思想家にとって未知のものではなく、プラトン文献や仏教哲学の創始書にその最初の輪郭が見出せるでしょう。
AとBは弁証法において対置可能な2組の存在論的実在であり、このシステムは次の4つの組み合わせを受け入れることになります：
X1 = {X ∈ A ∩ ¬B}, X2 = {X ∈ ¬A ∩ B}, X3 = {X ∈ A ∩ B}, X4 = {X ∈ ¬A ∩ ¬B} ここで¬Aと¬Bを「Aではない」と「Bではない」と訳さなければなりません。
現実の4つの形式は、どれも別の形式を単純に補完するものではありません。
その簡単な例を、基本的な色である赤、黄、青を使って下の図に示します。
黄色は状態（A）AÏOOYAA（検証可能な存在）を表し、赤は状態（B）AÏOOYEEDOO（非現実；検証の枠組みの外）を表します。
オレンジ色は赤と黄色から成り、青は黄色でも赤でもありません。
この論理では、AÏOOYAAの補語はAÏOOYEEDOOではありません。
つまり、「Xは存在する」と「Xは存在しない」という矛盾した命題は、文脈によっては次のようになります。
- 形式的な袋小路 Ø : (A∩¬A) または (¬B∩B) に還元される；
- 潜在的な、あるいは部分的に不確定な現象学的現実(A ∩ B)に還元される。
このAÏOOYAOU状態は、あなたの思想家シュレーディンガーが想像したパラドックスによく要約されています。
このパラドックスは、実験に関わる現象の量子の性質に起因して、2つの矛盾した潜在的状態を重ね合わせて演繹することにつながります。
- 個人や集団の意識領域の外では検証不可能な、AÏOOYA AMMIÈの存在（¬B ∩ ¬A）へと拡張されます。
このレベルには、抽象的な概念に関連する知性的なプロセスや、純粋に生化学的な起源を持つ現象に関連付けられ、個人の魂（BOUAWA）、集合意識（BOUAWEE BIAEII）、神（WOA）といった超越的な存在に部分的に外在化される、共感的または慈悲的な性質の感情があります。
あなたの言語表現が正確ではありませんので、私はここで、「存在しない」と訳される非現実的な形は、絶対的な意味では、WAAM-WAAMのどのような思考形態によっても想定できるあらゆる存在の形をひとまとめにしたAÏOODIにおける存在の形のままであることを説明せざるを得ません。
私たちの限られた認識能力では、存在しないという絶対的な形を定義することはできないのです。
ですので、私たちは哲学や数学の発展の過程で、「存在すること」と「存在しないこと」が共存する可能性、あるいはその両方が否定される可能性から、あなたが矛盾していると言う要素の出現を受け入れるのです。
このように、形式的な計算の中で解を推敲することは、必然的に分岐を生じます。
このように展開された可能性のネットワークの各IBOSZOO IOUBOO（不確実性の点）によって生成された経路のそれぞれを、事後的かつ論理的演繹によって確認または反証するためには、これらの分岐のそれぞれを結論まで探求しなければなりません。
特に意味はありませんが、説明のためにこれらのポイントのうちの二つを含む、反対側の図を同封します。
あなた方の科学者もまた、適切に構築された演繹的プロセスの後に、このようなクラスの問題に直面します。例えば、高名な思想家であるアルベルト・アインシュタインが開発した理論が残した不確定性という点を、彼らはまだ切り崩すことができずにいます。
この理論では、WAAMの四次元構造の曲率が負、ゼロ、正という3つのクラスの宇宙論的モデルのうち、まだ受け入れられるものを決めることができません。
古代のOUMMOでも必然的にこの段階に到達しました。
このWAAMで行われた観測を説明できるのは最初の解決策だけだと断言することは、あなたに信仰を表明することを義務づけることになります。
あなたは、議論の余地のない証拠によって他の2つのモデルを破棄することでこの結論に到達し、それによって不確実な点、ひいては可能な限りの疑念を断ち切って、自分の宇宙論モデルを改良したり再定義したりするために双曲幾何学の魅力的な特性に没頭しなければなりません。
科学者たちは、この選択から導かれる理論を発展させるために、可能性のある枝葉の一つを優先的に探求するように促す直感に最後まで従わなければなりません（これは健全なことです）。
しかし、不確かな点が源流に残り、彼らの研究が疑問に対する決定的な答えを生み出さない限り、彼らの思考ラインを教義に昇華させてはなりません。
推論の過程で、値Øの推論につながる分岐は、それが生成された最後のIBOSZOO IOUBOOのレベルで失格となり、縮小（切断）されます。上流ですでに生成された不確定な点を生成する枝は、生成ノードが他の場所で縮小されるか、他の枝が縮小されるか、あるいは凍結されるまでフリーズします。
推論は、すべての枝がシングルトンまたは不可逆的な不確定性につながるときに完了します。
つまり、私たちが使っている形式的な微積分は決定論的ではないのです。非決定論的な結論がいくつか生成される可能性があるのです。それぞれのIBOSZOO IOUBOOは、演繹的な分岐を支持しようとする経験的観察に直面しなければなりません。
予測モデルを完成させることによって不確実な点を減らすことだけを目的とした研究は時にOUMMOの何世代もの思想家を占めることがあるのです。
私たちは、不条理による削減の原則を用いた実証の試みを避けています。
この原則は、科学者たちの間ではいまだにとても有効であり、推論を盲目にします。
あなたと同じように、私たちはあらゆる場合において同一性または冪等性の原則を採用します、つまりX o X = Xです。否定は相補性の原則に置き換えられます。
相補の結果（¬）は、可能な値の集合から相補された値を除いたものです。¬x1/{x1,x2,x3,x4} = {x2,x3,x4}となります。
二項論理では、補語は古典的な否定を定義します。真=¬偽/{真,偽}、対称的に偽=¬真/{真,偽}です。
ブール代数に離散量0と1を導入するのと同じように、この記号では{0∧¬1, 1∧¬0, 0∧1, ¬1∧¬0}で表せる4つの基本的な論理値を使います。形式的な微積分によって問題の節点グラフを探索することは、{1∧1, 0∧0} の2つのトートロジーのいずれかへの還元、または最後の IBOSZOO IOUBOO のレベルで提起された仮説を反証する{1∧¬1, 0∧¬0} の2つの形式的な行き止まりのいずれかへの還元を取得することです。
もちろん、推論では、形式的な微積分中に生成される組み合わせの爆発を抑制するために必要な、広範囲の制限された論理演算子や因果演算子を使用します。
微積分に注入された変数は、手元の問題に特有の結合関係によって互いに接続されます。
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