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プリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病)は『人類で最も悲惨な病気』であるのは何故か。

クロイツフェルト・ヤコブ病

『一般的には耳にすることの少ないこの病気だが、症状がアルツハイマー病に似ていることから、アルツハイマーと診断され死亡した患者を病理解剖したらクロイツフェルト・ヤコブ病であると判明するという事もある。
病理解剖でないと判別が難しいので、アルツハイマーと診断されているクロイツフェルト・ヤコブ病患者の実数は不明である。』

阪大病院を震撼させた「日本人狂牛病 疑惑の患者第1号」

ヤコブ病を診断したことのある医師が、最後にこう告白する。
「日本にはヤコプ病患者を何人もみた経験のある医師はごく少数です。高齢者であれば、ほとんどの場合、まず孤発性だろうと先入観を持つ。
死後の病理解剖にしても脳組織が感染力を持っているため、ほとんどの医師がやりたがらないのが現実です。
日本に新変異型の患者がいたとしても不思議なことではない」

アルツハイマー病の一部に感染病の可能性あり、との論文発表

コロナとアルツハイマーに意外な関連、よく似た症状の謎と光明

クロイツフェルト・ヤコブ病に関する消え去らない疑問 : 伝達様式

『これらの研究、及び、調査の最終結論は、PrP自体が病原体ではないことを示唆する、従って、伝染性の病原体は、PrPsc以外の何かである。
従って、それは、
【ウイルスでなければならない。】

プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス) 福岡 伸一

『英国のケント大学のアラン・コルチェスターとエンジンバラ大学獣医学部のナンシー・コルチェスター博士が『ランセット』(2005年9月)にBSEの起源について大変興味深い報告をしている。
その内容は、BSEの起源はCJDであるというものである。

つまり、人間のスポンジ脳症が牛に伝染したのではないかというショッキングな内容である。
概要はこうである。

イギリスは1960~1970年代にかけて、数十万トンもの哺乳類動物由来の死体のさまざまな部分、全骨を肥料や飼料として輸入していた。
その多くがバングラディシュ、インド、パキスタンからであった(インドは医学用の人骨輸出国で有名。
カルカッタのディーラーがヒトの骨を米国やパキスタンに輸出して告訴されている)。

インドとパキスタンでは、輸出用に大きな骨や死体を川で集めて売っていました。
まさに死体ビジネスである。
インド、パキスタンはヒンズー教徒の国であるが、ヒンズー教徒は死体を川に捨てる習慣がある。
その中に動物だけでなく、ヒトの死体もかなり含まれていた。

ここで、インドやパキスタンでヤコブ病があったのかが問題となってくる。
実は1965年にインドで最初のヤコブ病が報告され1968年から1997年までに69例のヤコブ病患者の登録があるのだ。
診断体制や報告体制が整備されていない現状を考えるとこの数字は氷山の一角に違いない。

そうすると、ヤコブ病のヒトの死体を食べた牛が感染したということになる。
ただ、まだヒトヤコブ患者の脳をすりつぶして、牛に感染させる実験が行われたことはありません(ヒトからサルへの感染実験は成功している)。
これがもし本当だとすると、ヒト→牛→ヒトというスポンジ脳症連鎖である。
人間も共食いになる。』

アルツハイマー、死因の第3位に浮上か 米で実態調査

予見されていた狂牛病発生

牛由来の医薬品,その他の用途および抽出臓器
アキョウ            漢方薬の配合成分(骨,皮膚)
アプロチニン          急性循環不全(肺,耳下腺)
インスリン           糖尿病(膵臓)
カゼイン            栄養剤(乳)
肝臓エキス           肝臓用剤(肝臓)
牛胆 胆汁エキス        利胆剤(胆嚢,胆汁)
グルカゴン           分泌機能検査(膵臓)
睾がん乾燥末          滋養強壮剤(睾がん)
ゴオウ             動物生薬(六神丸などに配合)(胆石)
コンドロイチン硫酸ナトリウム  関節痛などに(肩甲骨,軟骨)
心臓エキス           滋養強壮(心臓)
ステロイドなど         ステロイド剤(胆汁)
ゼラチン加水分解物       栄養剤(骨)
胎盤エキス           皮膚炎・膚あれ(胎盤)
唾液腺ホルモン         初期老人性白内症など(唾液腺)
チトクロ-ムC         脳梗塞など(心臓)
デオキシリボヌクレア-ゼ    壊死組織の除去(膵臓)
トロンビン           局所止血剤(血液)
トロンボプラスチン       局所止血剤(肺)
ヒアルロニダ-ゼ        浸潤麻酔の増強(睾丸)
副腎エキス           関節の疼痛,腫張の緩解(副腎)
プラスミン           繊維素溶解酵素(血液)
プロトポルフィリン       肝臓用剤(血液)
ペパリン            血栓塞栓症など(肺,腸粘膜)
幼牛血液抽出物         脳梗塞など(血液)
牛血液抽出物          脳梗塞など(血液)

医療用具関係
コラ-ゲン     吸収性縫合糸,コラ-ゲン注入材,創傷被覆保護材,手術部止血剤,歯科骨填材,歯科組織再生誘導材料,人工血管コ-ティング材
          
ゼラチン      人工血管コ-ティング材
心のう膜      生体人工心臓弁(牛,豚の材料から作られたものをいいます)
          生体パッチ(心臓・血管手術でもちいられる)
ペパリン誘導体   血管チュ-ブ(合成樹脂)へ使われる

医薬部外品として
エラスチン     靭帯
カゼイン      乳
血液除蛋白抽出物  血液
コラ-ゲン     皮膚,骨
ゼラチン      皮膚
胎盤エキス     胎盤
脳脂質       脳
ヘパリン      軟骨
ひ臓エキス     ひ臓
プロテオグリカン  結合組織

化粧品関係
エラスチン     靭帯
カゼイン      乳
牛脂        脂肪
胸腺抽出エキス   胸腺
血清アルブミン   血液
ケラチン      皮膚,骨
ゴオウ       胆石
骨髄油       骨髄
プロテオデルミン  結合組織
血液除蛋白抽出物  血液
コラ-ゲン類    皮膚,骨
ゼラチン      皮膚
胎盤エキス     胎盤
脳脂質       脳
ひ臓エキス     ひ臓
ペンタグリカン   眼
ムコ多糖類     胃
ラクトフェリン   乳
コンドロイチン硫酸ナトリウム  軟骨

また、コンドームなどの潤滑油にも動物性油脂が使用されています。

これらはレンダリングプラント( 動物性脂肪精製工場 )で生産された油脂が使われている可能性があります。

コロナは動物たちの反逆⁉️

これらを利用(摂取)することはプリオン病の感染の懸念があるのです。

アルツハイマー病が「伝染病のように血液感染する」可能性の示唆? : 英国の大学が研究で「ベータアミロイドは血液を通して全身そして他者に広がっていく」ことを突き止める

安倍政権、BSEリスク高い米国産高齢牛の輸入制限を撤廃へ…頻発するBSE事例を無視

狂牛病=変異型ヤコブ病:「人類で最も悲惨な病気。ガンやエイズとは比べものにならない」

『変異型ヤコブ病の詳しい症状は意外と知られていないが、京大の福島教授は「人類で最も悲惨な病気。ガンやエイズとは比べものにならない」とし、こう解説する。

「破壊される脳の場所によって違うが、初めは数カ月にわたる進行性痴呆や視力障害、錯乱、めまい、無感情などの症状が見られ、次第に筋肉のけいれんや運動失調が起こり、最後は廃人となる。
若い人が犠牲になるケースも多い。患者の大半は発病から約3~12カ月で死亡する」

福島教授は、異常プリオンに汚染された硬膜を脳外科手術などで移植して発病した医原性ヤコブ病のケースから、変異型ヤコブ病についても潜伏期間が(1)約4年(2)約10年(3)10数年など数パターンある可能性を示唆。
その上で、「正確に変異型ヤコブ病と診断するには、脳の生検か死亡後に患者の脳の病理解剖をするしかない。

症状としてはアルツハイマーや若年性痴呆、弧発型ヤコブ病と似ており、そう診断された中に変異型ヤコブ病の患者がいる可能性はある」と指摘する。

実際、民主党の山田正彦衆院議員は今年2月、国会でこんな不気味な質問をしている。

「昨年10月14日のニューヨーク・タイムズで、NY州のクラスターという町(人口17万7000人)で、『100万人に1人』といわる孤発型ヤコブ症で4人が死亡したという報道があった。昨年はカリフォルニア、オクラホマ、ミネソタ、ミシガン、テキサス州などで集団発生が表面化している」

米アルツハイマー病協会などの推定では、1975年は約50万人だったアルツハイマー病患者数が、2005年は約450万人、2050年には1100万人から1600万人になると分析。これは高齢化だけで説明できるのか。』

高齢者の5人に1人が発症…2025年、日本人を待ち受ける「大認知症時代」

『OECD(経済協力開発機構)によると、日本人の認知症有病率(病気を持っている人の割合)は2.33%で、これは先進国35ヵ国の中でもっとも高い値なのです。』

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎 ダニエル T.マックス

日本人のほとんどはプリオン病に感染しやすいホモ接合体遺伝子です。

アルツハイマーと診断されている多くの日本人が、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のさらなる変異型であるかも知れないのです。



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