老舗薬局を進化させてみた(薬局DX)/2週目
株式会社OX3代表の真田です。
老舗薬局を進化させるプロジェクトも2週目が終了しました。
相変わらずバタバタしておりますが、なんとかDX化を進めておりますので2週目のご共有ができればと思います!
もしまだ1週目を見ていない方がいらっしゃいましたら、コチラからどうぞ。
2週目に取り組んだこと
社内チャットシステムの導入(成功/継続的に検証)
社内の連絡手段として、チャットワークを導入しました。チャットワークを導入した目的は、
独りよがりにならないようにするため
口頭での情報共有を減らすため
ワークとライフを分けるため
の3つです。
1. 独りよがりにならないようにするため
先週から書かせていただいているように、僕は老舗薬局の事業譲渡を受けて、現在内側からDX化を進めています。ありがたいことに、従業員さんも引き継がせていただいて、内部の組織構造は譲渡前とそう大きく変わっていません。
そんな状況の中で、スピード感を持って店舗改装及びDX化を進めていきたいわけです。これが成功するかしないかの大きな要因は、
だと、僕自身は考えています。
経営者が変わっただけでも大きな変化なのに、どんどん新しいことが理解できないまま進んでいくのは本当にストレスだと思うんです。
僕はどこまで行っても現場が一番大事だと思っていますし、自分のやっていることは現場の方にとっても良いことだと確信して取り組んでいるつもりです。
でもだからと言って、独りよがりにガンガン進めていくのは違うのかな?と思っていますし、きっと素晴らしい環境が出来上がる前に崩壊してしまうんじゃないかなと思っています。
そこで「チャットワーク」です。
チャットワークは直接返信しなくても、こんな感じで「スタンプ」を押すことができます。
チャットワークは既読機能がないため、スタンプを押すということは
「既読」と「意思表示」の二つの意味を持っていると考えています。
何か新しい取り組みをするときは、その背景をふまえてチャットワークを通じて共有するようにしています。そして上記の意味を踏まえたスタンプを押してもらうようにお願いしてます!
この取り組みを始めてから、「知らないうちに何かが変わった」みたいなことが減ったため、変化に対するネガティブなフィードバックはなくなったように感じています。
逆に「もっとこうしたらいいんじゃないか」みたいなアイディアまでご共有いただけるので、本当に環境に恵まれているなと思います!
2. 口頭での情報共有を減らすため
少なからず人と人とがコミュニケーションをしていると、
「言った、言ってない問題」「聞いたけど忘れる問題」はついて回ります。
僕自身も、いろんなことを共有いただいてますが、半分以上忘れてしまいます笑
そこでとにかく重要なお願い(少し期間が先のものや、時間がかかるもの)に関しては、チャットワークの「タスク機能」で共有してもらうようにしようとしました。
しようとしたというのは、つまり失敗したということです笑
なかなかタスク機能まで当たり前化しようとするのは時期尚早でした。
1つのシステムや端末に、複数の役割を与えるのはやめろー!と前回習ったばかりなのにまたやってしまいました。
チャット機能を完全に使いこなしてから、再チャレンジしようと思います。
3. ワークとライフを分けるため
上記の理由もあり、僕は「チャット」を積極的に活用することは、スムーズな店舗運営、強いては円滑なコミュニケーションにつながると思っています。
一方で、プライベートでも利用している「LINE」を、少人数だからといって社内連絡用ツールとして使ってしまうと、「仕事とプライベートの境界線」を作れなくなってしまうのではないか?というふうに思いました。
そこでUIが比較的シンプルで、慣れていない方でも迷わず使える(しかも無料)チャットワークを利用することにしました。
まだ初めて1週間と少しですが、すでにチャット機能は使いこなしていて、
「こんなグループ作って欲しいです!」とか、僕が店舗にいない日に店舗端末を使って「こんなことがありました」みたいな共有をしていただけるようになりました。
※ちなみに僕はチャットワークの回し者でもなんでもないですし、前職では
TEAMS、プロジェクトによってはSlackを使っていることもありました。お好きなチャットシステムを選定して、ぜひ使ってみてください!
まだまだそれ以外にもやってみてます
LINE公式アカウントのプロジェクトや生成AIの自社限定サービス開発など、いろんなことをことに取り組んでいますが、それは単体の記事にした方がいいと思うので、今回は書きません笑
(進捗気になる方は、フォローしておくといつかまとめ記事が投稿されます)
今週改めて思ったのは、DX化とデジタル化は似て非なるものだということです。既存のオペレーションをそのままに、ただデジタルを導入する(一部をデジタルに代替する)ことはDX化ではありません。僕はDXをしたいわけではなくて、X(トランスフォーメーション)をして、患者さんの薬局体験、そして薬局で働く人の就労体験をよりよくしたいと、改めて思いました。
そのためデジタルだけではなく、ノンデジタルなトランスフォーメーションもしっかり進めているので、それはまた別の軸で書いていきたいなと思います。
最後に
2回目の「老舗薬局を進化させてみた」はどうだったでしょうか?これまでの自分のnoteの中では、比較的反響がよく、自分も振り返りとして使えたので、引き続き更新していきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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◾️OX3代表 真田のX
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