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FAQ:持田の授業について

Q:持田先生の授業は、たとえば文法の基礎とかは、どこでも同じように教えてもらえるのですか?

A:理念とか理論ということでいえば同じです。ただし、授業中に力点を置くところが違うことがあります。

一斉授業の場合は、知識の導入に力点を置きます。授業を受ける側からすれば、知識に触れるところに時間を割いてもらえることになります。その代わり、知識を使って定着させるところは、予習や復習を通じて生徒さん一人一人が各自で取り組むことになります。もちろん持田は講師室に待機したりして、質問や相談に対応できるようにしています。

それとは対照的に、個別指導の場合は、知識を使って定着させるところに力点を置くこともあります。授業を受ける側からすれば、授業では問題演習の支援を受けることが中心ということになります。その代わり、知識の導入は、事前(あるいは事後)に資料を紙またはpdf、pptxで生徒さんに渡して各自で読み込むことになります。もちろんこの場合も持田は必要に応じて授業中に解説したり、資料の参照を求めたりします。最近はオンラインで両者のハイブリッド的な授業を展開することもあります。

授業をする側として心がけていることは、「集団一斉授業だから・・・できない」とか「個別指導だから・・・できない」という思い込みを断つことです。私たちは1時間(1コマ)単位で報酬をいただいていますから、授業時間外の仕事は無給です(厳密には裁量労働とみなされます)。このため、業界全体に私と同じ考えで働けと言うのも酷ですが、私は特定の授業形態で失われがちな要素をできる限り、何らかの形で補っていくのも仕事のうちだと考えています。

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