![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109476251/rectangle_large_type_2_cd67f9e42c7f5d9a3ac6a2b74b3cb9ca.jpeg?width=1200)
「和訳」について
今回の記事は、英語を教える側が教える側に「和訳」をどのようにやってもらうか、あるいは英語を学ぶ側が「和訳」にどのように取り組むのか、というお話です。
まずは、理論的なところから。ずいぶん前にブログに書いています。
「和訳」といっても、意味を理解する過程で用いる断片的な和訳と、意味を理解した上で自然な日本語でそれを書き表していく和訳の大きく2つに分けられるわけです。そして、持田が推したいのは、後者の和訳の活用です。
何かをことばで書き表すには、その「何か」が明確でなければなりません。英文の理解内容を日本語で書き表すにはまず英文をしっかりと理解しなければなりません。機械的に当てはめた和訳を作り上げてしまった場合には、書き出した日本語の意味を考え、その日本語の意味が元の英語の意味に近いものなのか、かけ離れたものなのか、ということを考えていくわけです。このように和訳を何度も検討し、修正していく過程が大切だと考えています。
英文法の学習が、文法問題から始まるのも現状では致し方ないと思います。英文をしっかり理解してその理解内容を日本語で表現するという学習は、文法問題を通じて知り得た文法知識の理解が適切なものであったかを検証する絶好の機会となります。
宣伝です♪
文法問題演習からその先に進むために、こういうものをご用意しております。