学習順序について
この話は基本的に2択です。
学びやすいものから学ぶ
よく使うものから学ぶ
前者は学習べき知識を基本的に単純なものから複雑なものへと配列していきます。後者についてもある程度は単純→複雑という配列にはなります。
大学受験英語でいうと、多くの場合、語彙知識と文法知識を集中的に学ぶことが求められます。語彙知識はよく使うものから、文法知識は単純なものから、という配列で学んでいくのが効率的であるということになります。
文法知識の中でも基本的な語順にかかわるところは最優先で学ぶ必要があります。単語の使う方を学ぶ上でもこうした最低限の文法知識が必要となるからです。
とは言え、実際の学習順序については細かいところで個人差も出てきます。そしてこの個人差は、学び手の学びやすさと教え手の教えやすさの両方に見られます。後者に関しては著書や集団授業でとる方針というくらいのもので絶対的というわけでもなく、個別指導では臨機応変に対応できる先生がほとんどです。