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ownership book【No.6】 "料理人"

100人居れば100通りの選択があり、どれが成功で失敗なんてない
今回の「ownership book」では6人目の紹介!

今回は、岩手から上京し、修行を積んだのち、地元に戻ってきて料理人として活躍している男性を紹介!
このロールモデルが岩手の子供達が将来を考えるきっかけとなるように。

1.自己紹介(出身地・経歴(現職業までのキャリア)・性別・年代

出身地:岩手県大槌町
経歴:釜石高校→ホテルニューオータニ→さんずろ家(実家)で料理人
性別:男性
年齢:20代後半

2.現職業を選択した理由

料理人になろうと思ったキッカケは、小さい頃から見てた親父の影響が大きいのですが、震災をきっかけに色んな人達が集まる賑やかな場所を失くしたくないなって思ったことも大きいです。
そこに、美味しいものがあれば人は集まってくれるって思って料理人になろうって思いました!あとは勢いです!笑

3.ターニングポイント(現時点で思う所)

やっぱり東日本大震災が大きいですね。上京の3日前にちょうど被災して、色んな人の力を借りてなんとか2週間後には上京出来たんですけど。
その時に見送ってくれた人達とか、今まで世話になった人に恩返しする為にも、ハンパな姿じゃ戻って来れないな!って思ったというか、大きい覚悟ができました。そのおかげで専門学校も行かずに、高校卒業後そのまま料理の世界に入って、今までどうにか9年間やってこれたかなって思います

4.やりがい、志、想い(職業関係なく、現在大切している部分を記載下さい。職業やプライベート等々)

料理人としてのやりがいは、ベタですけどお客さんの「美味しかったよ」ってかけてくれる言葉だったり、料理を囲んで賑やかにしている声を聞く瞬間ですね! 聞く度に嬉しさでゾクゾクします。
自分は和食の勉強してきたんですが、料理にはゴールは無いって思ってます。つくってるうちに他の食材や調理方法、その料理を食べる空間など、やればやるほど興味が湧いてきて、中華とか洋食の技法も勉強してみたりしてます。あとは、海や山が近くにあることもあり常に手の届く範囲に刺激があって、なにか思いついたらとりあえず料理にしてみる・・・・って感じで作っていると本当楽しいですよ!(笑)
終わりが見えないことって、一見苦しいって思うかもしれないですが、進んでる途中で見つける刺激が自分をどんどん加速させてくれる感じがします。なんのその感じが凄い気持ちいいんですよね! その感覚が気持ちいいのでこれからも進み続けます!ずっと、前に。

5.岩手県の子ども達へ

俺これイケるかも。って思ったらとりあえず飛び込んでみてください!  責任とかはやってるうちに強くなっていくもんだからとりあえずやる!
やってダメだったら逃げていいし、ヤバかったらみんな止めてくれる!はず!社会は厳しいとかいうけど意外と周りの世界って優しいので、覚悟させあれば大丈夫!どうにかなる!って思ってます。
あとは、生きてく上で”食”って嫌でも生活の中にあるもので、それが美味しくて、身体によかったりしたら間違いなく最高ですよね
なので、個人的には料理をつくるのがオススメです!お祭りと一緒で、見るのも楽しいけど、参加したり一緒に踊るのはもっと楽しいと思うので。
美味しい料理を食べて、たまには自分でつくってみる!自分で美味しい料理をつくれるなんて最強じゃないですか!
とにかく!最高の人生のために”食”っていうものを豊かに!楽しく!賑やかに!そして、幸せに!

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