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学校に通えていない子におすすめの過ごし方3選

こんにちは、フリースクールBASEの大学生スタッフのMASAYAです!

学校に行けていなくて不安、勉強にもついていけていないし、何かをしなくちゃいけないんじゃないか…

学校に通えていない皆さんの間には、そんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

中学生のころに不登校だった私も、当時はこのように何かをしないといけないと焦ってばかりいました。

そこで今回は、学校に行けていない子におすすめの過ごし方を3つご紹介させていただきます。

この記事を読んで、学校に行けなくて悩んでいる子が、何かを始めてみようと思ったときの参考になれば幸いです。

それでは、最後までよろしくお願いします!

1.さまざまな作品に触れる

不登校の子におすすめの過ごし方の1つ目は「さまざまな作品に触れる」です。

小説や映画、漫画やアニメなどの作品を見たり、音楽や写真、絵画を鑑賞して心を休めることはとても重要です。

例えば私は、小学生で不登校になるまで全く本を読んでいませんでしたが、学校に行ってなくて暇なときに家にあった宗田理の「僕らの七日間戦争」を読んでから読書が習慣になりました。

読書を通じて重松清や米澤穂信、伊坂幸太郎など様々な作家に出会い、自分の学校に対する思いや、少数派の人の気持ちを考えるきっかけになりました。

中学生のころに出会った読書によって、私は大きな影響を受けましたし、不登校になっていなかったらおそらく読書は趣味になっていないと思います。

読書に興味のない子でも、例えば好きなアニメなどを見ているときなどは、現実から離れて空想の世界で心を落ち着けられると思います。

そうして心を休めることは、自分の考えを整理したり、気持ちを落ち着ける上でとても大切なことです。

学校に通えていない時間だからこそ、私は「さまざまな作品に触れる」ことを通じ、色々な人の考え方に触れてみることをおすすめします。

2.何か新しい発見をする

不登校の子におすすめの過ごし方の2つ目は「何か新しい発見をする」です。

ランニングや散歩、サイクリングなどなんでもいいですが、外に出て何か新しい発見をすることはとても大切だと思います。

もし毎日同じ散歩コースを歩いていたとしても、その中で季節の移り変わりを感じたり、普段気づかないような日常の変化に目を向けることでリフレッシュできるかもしれません。

外に出なくても、カーテンを開けて陽の光を浴びたり、窓を開けて外の空気を感じてみるのも良いと思います。

ちなみに私は家でトイプードルを飼っていたので、学校に通えていなかった当時は、よく一緒に散歩に行っていました。

時間帯は同級生の登下校と被らないお昼か、夜に行くことが多かったです。

近所の河川敷を歩いたり、公園の木々を見ていると、自然と心を落ち着かせることができました。

また犬に導かれるままに新しい道を通って、住んでいる町の知らない風景を見つけることも楽しかったです。

散歩をしている時間は学校や親などの煩わしいものから切り離されて自由になれた気がして、自分を見つめなおす時間にもなりました。

当時の私にとって自然に触れるという体験はとても重要でしたし、今でも考えをまとめたい時や悩みがある時は一人で散歩をしています。

体調の良い日は少し外に出てみて、どんなに小さな発見でも良いので、それを探してみるのはいかがでしょうか。

3.自分のタイミングで誰かとコミュニケーションをとる

不登校の子におすすめの過ごし方の3つ目は「自分のタイミングで誰かとコミュニケーションをとる」ことです。

気持ちが落ち込んでいる時には、人とのつながりによって救われることもあると思います。

自分が心を開ける相手が周りにいれば、その人に自分の気持ちを伝えたり、その人の考え方に触れてみることも安心に繋がると思います。

私は不登校で引きこもっていた当時、外とのつながりがなくて孤独でした。

しかしインターネット上の友達と話しているときや犬と遊んでいるときには安心できましたし、純粋に楽しかったです。

このように気心知れた相手と話すことはリフレッシュにも繋がり、落ち込んでいる時には気持ちを安心させることもできました。

話す相手は家族や友達、親戚など誰でもいいですし、猫や花など、人間でなくてもいいと思います。

対面でもいいですし、オンライン上でのやり取りでも構いません。

「自分のタイミングで誰かとコミュニケーションをとること」は前にご紹介した2つの内容と違い、気持ちが落ち込んでいる時には難しいでしょう。

話したくないときにまで無理に話す必要はないと思うので、気が向いたタイミングで人や周りに目を向け、自分の気持ちを打ち明けてみてはいかがでしょうか。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は不登校の子におすすめの過ごし方を3つご紹介させていただきました。

中学生のころに不登校だった私も、当時は何かをしないといけないと焦っていました。

しかし焦って行動しようとするとうまくいかなかったし、逆に辛くなることも多くありました。

何かをしなければいけないと焦ってしまうと、むしろ心がすり減っていきます。

この記事の最後でお伝えしたいのは、「学校に行っていないからといって、何かをしなければいけない訳ではない」ということです。

「学校に行かない代わりに何かしないといけない」のではなく、「何もしなくてもいいし、やりたくなったら何かやればいい」と私は思っています。

少しずつ気持ちが回復し、「暇だから何か始めようかな」ぐらいの気持ちになれた時、今回ご紹介したような方法を選択肢の一つとして考えていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

不登校に関するご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

記事についてのご意見、ご感想などもお待ちしております。

これからもよろしくお願いします!

著者紹介

MASAYA

石川県野々市市を拠点として活動するフリースクール「BASE」のアルバイトスタッフ。小学校5年生のときに不登校になり引きこもりやうつ症状などを経験した。中学生のころにフリースクールを利用しながら社会復帰をした。通信制高校を卒業後、現在は大学で心理学を学んでおり教育の道を志している。

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