2022年掲載作品一覧と、お知らせ。
初めましても、初めましてじゃない方もこんにちは。桜海とあです。
早いものでもう師走。
しかもこの文を書いているのは12月30日というギリギリ感……。
今年が終わるじゃないかーい！
というのも、今年はあれもこれもと手を出しまくり、ちょっと暇になったから大好きな知人とご飯でもしたいな。ぐふふっと計画してたら妄想が筒抜けだったのか実家から電話が……。ちょっと手と脚と頭脳を貸し出してきました。後半戦バッタバタな状況はリアル喜劇。（現在も継続中）
いつかネタにできる日が来るだろうか。
そんな感じで今年の秋ぐらいから、直近までの記憶がスコンッと抜けています。そんな桜海でしたが、皆さんは2022年どうお過ごしだったでしょうか。
告知）「プリ小説by GMO」×「meiyo」コラボコンテスト
拙作：「透明なフィルムの向こう側で息をする」
グランプリを受賞しました作品が、2023年、ボイスドラマ化します！
W主演は莉子さんと古川雄輝さん。
主題歌は「meiyo」さん。
透明感あふれる女優の莉子さんと、お声も凛とした佇まいな古川雄輝さんというなんとも贅沢なCV。そして大大好きなアーティストの「meiyo」さんが主題歌。
わし、全ての運を使い果たした……。
2023年1月下旬よりSpotifyにて独占配信されます。
原作はここから読めますのでぜひー♪
↓ ↓ ↓ ↓
２）プリ小説の掲載作品
【プリ小説・連載中作品】
2022年2月22日に合わせて活動再開しようと計画してスタートした連載作品。『低音ボイス男装女子は高音ボイス王子に愛でられる』ほぼ毎日更新を続けて、気づくともうすぐ300話。
もう少し続くので、是非是非お楽しみいただけたら嬉しいです。
【プリ小説・完結作品】
・『元ユーチューバーの僕がJ Kに買われた件について』（全27話）
あらすじ：
成瀬蒼央（ナルセ アオ）は、友人たちと始めたYouTube配信のトリオ【しんごうき】のメンバーの1人だ。
一時期はチャンネル登録者が3万人を超えたこともあったが、活動を始めて5年経った現在では、いいね数３という過疎ユーチューバーになってしまっていた。
そんなある日、【しんごうき】は解散。さらに父親が倒れ、実家へ戻ることに。寂れた田舎町で幼馴染の海斗と先輩の由多が切り盛りするペンションを手伝いながら、自分の人生と向き合おうとする。そんな蒼央の前に謎の美少女が現れて……。
【夏をイメージしたピュアな青春ラブストーリー】
３）TAP・NOVEL掲載作品
2022年は、したことないサイトでチャレンジしようと決めていたので、漫画でもない小説でもないこれは次世代のゲーム小説アプリだ！ なTapNovelで作品を掲載しています。こちらはBGM・エフェクト・キャラの立ち絵などがありゲーム感覚で小説が読めます。ぜひ音と共に楽しんでいただきたい作品たちです。
【短編作品】
１)『眠たいキミを起こすボク』
朝にまつわる”ボク”と”キミ”のラブストーリー。
ラストはほっこり幸せな気分になれる作品です。
２）『これから私は別れを告げに行く』
別れというテーマから男女の心のすれ違いを描いた、ほろ苦い大人味なお話です。
３）『わんこな後輩くんと不眠症の先輩ちゃん』
ASMR配信者と推し活女子をテーマにしたお話。機会があったら続編を書きたい。
CVもそのうち、入れられたらいいな。なんて。
４）『ハンターとして落ちこぼれの僕は、怪人の力を手に入れたので、世界最強を目指します！』
怪人IPコンへの提出作品
落ちこぼれの霊獣使いの少年の成長物語。
バトルものは書いたことがなかったので、エフェクトとかバトルシーンの魅せ方の勉強になりました。
５）『異世界 怪人X』
こちらも怪人IPコン作品。
異世界に怪人が行ったら、世界は救えるの？ という妄想から作ったものです。
普段描かない世界観だったので、とても楽しかったです。
６）『異世界銭湯は、本日も大盛況（？）です』
魔王城のある塔の頂上に、銭湯が降ってくるという異世界ギャグストーリー。
絵師さんとのコラボ作品で、可愛い女子たちばかりのハーレムを描くなら、この題材がいい。と、独断と偏見でお風呂屋さんを舞台にした作品。
個人的に今年一番楽しんで作った作品です。
【長編作品】
１）『【サウンド付き】国外追放でスローライフを目指す悪役令嬢は、なぜかバッドエンドがループします！』
あらすじ：
休みなし、彼氏なし、貯金もなしな社畜女子（山田莉里子）は、帰りの電車の中、暴漢に襲われ死亡する。 目覚めると、プレイ中だった乙女ゲーム「星屑のパラディオン」の悪役令嬢であるリアリナへと転生してしまう。そしてなぜか何度も殺されることになってしまい……。
【謎解きデスゲームタイムリープ×悪役令嬢】
２）『私の屍体は土の中』
あらすじ：
貧乏伯爵家の長女であるシャルロッテは、資産家のローレルと結婚する。結婚後、夫のローレルの実家で夫の両親と侯爵家から出戻った義姉（フィザリス）と共に暮らしている。日々、義母と義姉から虐められ、夫からは暴力を振るわれるシャルロッテ。 そんなある日、病床についていた義父が他界。どういうことか義父の遺産は全てシャルロッテに渡すと遺言に記されていて。
【過酷な運命を背負ったシャルロッテと、国の危機を救うために尽力する王子とのピュアなラブストーリー】
こちらは、DNPコンの予選通過作品です。
４）ゲームアプリ：meybe：メイビー掲載作品
『Gimmick Game/ギミック・ゲーム』 原作：桜海とあ
『meybe:メイビー』は、話題のWEBTOONが多数掲載されているLINEマンガの人気タイトルが、ゲームとしてプレイできるゲームアプリです。プレイヤーの選択によりゲームのエンディングが変化。特別なスチルやストーリーが楽しめるインタラクティブノベルストーリーです。
あらすじ：
勤労学生の主人公（名前設定可能）は、ある日、セレブな新見家の家庭教師になる。しかしそこには思いがけない罠があり……。
セレブなイケメン兄弟と彼らの友人たちとの逆ハーレム作品。
（現在休載：2023年3月中旬続編公開予定）
あとがき
2022年の執筆作品をまとめました。
本業があるため、日々コツコツ隙間時間で作り上げて行くしかできない割には、思った以上に作品を出せていたことに、驚きです。
今年一年、執筆して気づいたことは、”新しいサイトには新しい色があり、新しい読者や視聴者がいる” ということ。そんなの当然だろ。とおっしゃる方たち、素晴らしい。分かってらっしゃる。私はそこを理解出来ずに、コンテストに散々落ちまくり、挫折しかけました。
ずっとエブリスタで書いてきて商業もそれなりに通ってきて、自分のスタイルは他でも通用すると高を括っていたけれど、世の中、そんなに甘くはなかった。
サイトによりカラーがあり求められるストーリー、作風、キャラ性、場面設定、時代が求めるものの根っこは似ているように見えても、サイトごとに、またはコンテストごとに異なるのだと。
結果、”今までのやり方をきちんと壊して再形成する” それができた人とできない人との間には、大きな溝があった気がします。
特にタップノベルは最も難解でした。なぜ難解かというと、1人でやることが多すぎるw ストーリーの脚本を書くのはもとより、シーン構成、SE、BGM、エフェクト、はたまた挿絵まで準備しなくてはならない。そしてコンテストのカラーが毎回変わる。同じスタイルのコンテストが続くことはまず無いのです。そのため、毎回コンテストの求められているものを探すところから始まります。もちろん自分のカラーとは異なるからと挑戦しない手もありますが、どのコンテストも魅力的。なのでついつい挑戦してしまうという沼に。まさにタップノベル沼w。
タップノベルが難解な理由は、先に述べたように通常の小説執筆と異なる場所なのだと理解した上で始めなければならないこと。四方を壁に囲まれた状態の中、ツールも使わず、周りを見もせず、サイト研究もせずに、ただただ目の前の壁をよじ登ろうとすると大失敗するのが、このタップノベルの特徴。そもそも現役脚本家や映像を作ることに慣れたライターが多数在籍するタップノベルは、アニメ顔負けなハイレベル作品がゴロゴロあります。そんな中、独りよがりな作品は悪目立ちしてしまう。そんな黒歴史作品を、桜海もたくさん書きました。（汗）
もちろんサイト研究なんてしなくとも、サイトのカラーをすぐさま感じ取り、書いてしまう天才はいます。ナチュラルに出来る方は、どんどん羽ばたかれていく。
どんな場所でも生き残っていく人に共通しているのは、サイトが（読者が）欲する作品を察知する能力が長けていることかと思います。お茶漬け食べたい人に、カレーを薦めてもカレーは売れない。カレーはきっと美味しいけれども、さっぱりとした食べ物を欲する人にはとんと響かない。（カレーは飲み物だし）ですので、自分のスタイルに固執するのではなく、周りの考えていることに耳を澄まし、自分なりの世界観で相手が欲しがっているものを提供する。まるでサンタのように。
それでもどうにも相手の欲しいものがわからないようなら、「ここ（サイト）は浅草だったようだ。カレーは新宿で売ろう」と、一旦諦めて、自分とマッチするサイトを探したほう効率的。新しいサイトを通過してみて、そんなシンプルなことの大切さに気づけた気がします。
来年は猫並みに液体化できる人になりたいな。
ではでわ。良いお年をお迎えください♪
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