津軽へ
温泉と弘前の桜を目当てに、飛行機で青森県津軽地方へ旅行に行ってきました。3泊4日で、酸ヶ湯、黒石、大鰐、弘前、青森を巡りました。
旅行の計画を立てた時には「桜を見るにはちょっと早いかな……」とも思っていましたが、満開ちょっと手前で却って人がそこまで多くなく、弘前の桜を十分に堪能できました。
本場の津軽弁も目と耳で堪能しました。シともスともセとも書き表せない「もしもし」の「し」の発音。「〜はんで」「〜だじゃ」「〜だば」といった言い回し。そうした私には真似のできない津軽特有の言葉を実際に耳にすると、津軽を旅しているなぁという感動を覚えます。
若い世代の人たちの会話からは抑揚以外あまり津軽弁らしさを感じませんでしたが、ある飲食店へ行った際、若い店員さんが私にクセのない共通語で接客したあと、地域の年配客には津軽弁を交えて接客するという見事な使い分けを目にする機会もありました。
時代による言葉の変化はある程度避けられませんが、これからも生き生きと津軽弁が使われ続けてほしいですね。