モツ煮込み うちの味/その3
先々週に掲載を忘れ、毎週掲載を再々スタートすることに・・・
それは置いといて、表題のモツ煮は自分の好物であり、東京の下町っぽい居酒屋に行ったらなるべく頼むようにしている。
こちら名古屋では赤味噌で甘辛く煮る場合は串に刺した土手煮というスタイルになるので、いわゆるモツ煮という野菜とモツを煮た豚汁風情のあるスタイルではない。
それでも東京風に醤油か合せ味噌か、どちらも使うコンビネーションタイプを出す店もあるので、触れ合う機会が無いわけではない。
そして名古屋は焼肉の素材としてトンチャンが名物なので、スーパーにも焼肉用のモツは売られている。ハツ、レバー、マルチョウ(小腸)など。今回はシマチョウ(大腸)がパウチで安価に売られていたので、そちらを使って。
レシピ 1-2人向け土鍋にて
・シマチョウ(生)一袋 250g
※写真の養老ミートの味なし
・ごぼう半分
・キャベツ適量
・ネギ適量
・合せ味噌、醤油、半々
・水、日本酒適量
・顆粒出汁(カツオと中華半々)
・ニンニクとショウガは隠し味にお好みで
1.モツは加工済なので、そのままダイレクトに鍋へ。くさみが気になる場合は片栗粉洗いや、茹でこぼしなどを。自分は臭いのが好きなのでそのまま。
2.ゴボウはササガキに、キャベツは手でちぎりモツの上に広げ、隙間から調味料を落とし、水と酒一回しして蓋をする。
着火後は中火でゆっくり熱し、蒸気が噴出して来たら弱火。
3.吹きこぼれないよう気をつけながら、30分程煮る。
その後火を止め、一回冷ます。
この冷ますことを、一晩やって翌日再度火入れすると、モツは噛みちぎれるくらいに柔らかくなる。
4.七味、揚げニンニクをかけるとなお良い
以上、適当すぎますがこれがうちの味。特徴としては加工済モツ自体は清掃済なので下ごしらえせず使用。
またクセにクセをぶつけるゴボウはモツの半量くらいは入れ、味噌も最初から入れて味付け臭み抜きと柔らかくさせる効果を期待。
一晩寝かせることで、味を入れ柔らかくさせるので、時間はかかるが加熱はトータル一時間も使わないのでガス代に負担はなく。
一晩冷ますので夏場は避けて。やっぱり冬場に恋しくなる味だと思いつつ、摘んでビールをいただきます!