【”普通”が認められる】みかん農家を継ぎ、基本に実直に向き合う方のお話
今回は愛媛県 八幡浜市の『ニノミヤファーム』さんの訪問をレポート!🍊 ニノミヤさんは愛媛県の山あいの、自然が豊かで 日当たりの良い土地でみかんを栽培されています。
ニノミヤファームについて
ニノミヤファームでは、みかんをはじめ清見オレンジ、不知火、甘平、まどんな等、幅広い種類の柑橘を栽培しています。アウルではごちレポ(レビュー)は193件が集まる中、4.85点の超高評価!
農業を始めたきっかけ
ニノミヤさんは大学で農業を学んだ後にお祖父さまの農園を継ぎ、みかん農家となりました。高校に入るまでは農業を継ぐつもりはなかったそうですが、苦手な座学の少ない農業科に入ったことがきっかけで、意外にも農業への興味が芽生えたといいます。
農園の運営は 師匠のみかん農家さんに教えてもらいながら基本的にご両親と3人で行っています。
繁忙期にはJA(農業協同組合)から5〜6名ほど収穫作業の手伝いを迎えていますが、販路としてはほとんどJAを通さずに直接販売を行っていて、周辺の農家の間でも個人で農業を営み直接販売する方が多いそうです。
近所のみかん農家さんとは年齢が近いこともあり、親交を持ったり栽培や販売などの情報交換を行ったりと、互いに助け合っていると語っていました。
人気の秘訣は「普通のこと」
人気の秘訣やこだわりなどを伺うと「ただ普通のことをやっているだけ」と仰っていたニノミヤさんですが、アウルでは毎年大人気の生産者さん。
ごちレポでは「甘さと酸味のバランスが良い」 「ジューシーで濃厚」といった声のほか、「生産者さんが心を込めて作っておられる姿が、フルーツを通して見えてきます」といった声もたくさん届いています💌
多くの生産者さんのお話を聞いてきて、農業で毎年「普通のこと」を普通にこなすことがどれだけ大変かを知っているからこそ、「普通のことをやっているだけ」というニノミヤさんの姿に実直さ、誠実さを感じました。
生産者さんの誠実さこそが、商品を手に取るお客様に「特別感」や情熱、丁寧な仕事ぶりをイメージさせるのではと思いました。
農業以外にも、ニノミヤさんは地域と協力し害獣駆除を行っているといいます。イノシシにみかんを食べられてしまう被害が地域で問題となっていたそうで、近所に鉄砲を持っている人がいるため、その方と力を合わせ罠を使うなどし駆除活動を行なっています。
地域ではイノシシの他にも、うさぎ、きつね、鹿、アナグマ、たぬきなどが出没するそうです。
(アナグマってどんな動物だろう?と検索したところ、たぬきと熊の間のような見た目の動物でした!ハクビシンとは違い、日本固有の在来種とのことです)
そんなニノミヤファーム さんは、今年の春に 「甘平ストレートジュース」を新発売されました🍹 糖度が16度もあるそうで、濃厚なみかんジュースに仕上がっていました!早速人気で売り切れとなっていますので、ぜひ来シーズンの販売をお楽しみに・・・🍊
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