【ふるさと創生1億円の恩返しを】ヨーロッパ研修で魅了された有機栽培でみかん作りを行う方のお話
こんにちは、産直アウルです🦉
今回は愛媛県 伊予市の『みかんのおと』さんの訪問をレポート!🍊
みかんのおとについて
みかんのおとさんはごちレポ点数が4.8/5点と高評価!甘さと果汁の多さが人気のみかん農家です。アウルではせとかや甘平などを販売されています。
農業を始めたきっかけ
農業は本職をもちながら先代の手伝い程度で始められたそうですが、 1992年バルセロナオリンピックの時期の「ふるさと創生1億円」という研修企画でヨーロッパの片田舎に訪問し、そこで有機栽培に魅了されたといいます。
有機栽培の他にも、不揃いで泥だらけの野菜や傷があり見栄えのしない果物が当たり前にスーパーや市場に並べられ、買われていくことに衝撃を受けたそう。いつかまた、こんな時代が日本にも来てくれたらと考え、見た目が優れずとも安全性や本来の美味しさにこだわった作物を栽培しようと有機栽培を始められました。
みかんのおとさんのこだわり
現在、みかんのおとさんが販売するみかんは、平均値13〜14度に対して19.9度の糖度を保持しています。その糖度の高さに反響があり、リピーターが増えているそうです。
また、有機栽培は見た目の美しさが収穫状況によって大きく変動するため、より手厚く大切に育て、梱包をきっちり丁寧に行うことで顧客満足度を高めています。
さらに全国にいる友人に試食してもらうなどエリア別の味覚調査なども行っているそう。関東と関西や、地方と都心などでの味覚の違いや、甘味や酸味のバランスなどの好みもチェックが必要といいます。
そのほか、毎年市場のグラフなどを確認しながら企画を作ったり、大手広告代理店の雑誌を基にマーケティングも学んだりしているそう。A/Bテストなども展開するとのことで、スタッフも驚きました!
タイトルや文章は擬音語を使った方がイメージがつきやすいと考え、宮沢賢治の文章を参考にされています。
来年はふるさと納税返礼品も始められる予定で、「ふるさと創生1億円」のヨーロッパ研修の恩返しがやっとできると語っていました。
そんな みかんのおと さんの完熟みかんは毎年春ごろから販売されます!収穫時期を遅らせた濃い味わいのみかん。ひんやり土壁の蔵で寝かせることで、収穫直後とはまた違う美味しさになるそう💖
来年の販売をお楽しみに・・・🍊
生産者さんの情報はこちら👇
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