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『ゴッドタン』「西野vsひとり」の感想

『ゴッドタン』で「西野よ時代を追い越せ!そして嫌われろ!」という企画が行われた。コロナ禍を挟んで4年ぶりの「西野亮廣vs劇団ひとり」である。

(ここから伏せ字が多くなります)

ケツベガス対決は、紙でお互いの◯◯を拭き合い、◯◯◯が付いていたら負け、というルールだった。しかし、この企画はあまり盛り上がらなかったのか、ナレーションベースであっさり処理され、演出の佐久間宣行氏から「◯◯に指を入れ合うというルールに変更しようか」という提案があった。

そのルール変更により、ケツベガス対決は大いに盛り上がった。カジノの聖地であるラスベガスをもじった企画名とは裏腹に、ギャンブル性は皆無。あえて言うなら2人とも負けていた。

2回戦ではパパラッチ◯コ対決が行われた。相手のスキを突いてお互いの◯◯◯を撮影するという企画だ。ここでもパパラッチという単語を含む企画名とは裏腹に、2人が2人とも相手の撮影に協力し合うという不思議な光景が見られた。これは盗撮ではなくただの撮影会である。

3回戦では相撲対決が行われ、ここでも結局お互いの◯◯◯があらわになり、死闘は幕を閉じた。もう企画もへったくれもない状態ではあったのだが、本人たちも視聴者も「もう脱ぐしかないだろう」という気分になっていたのではないか。脱ぐしかないはずはないんだけど。テレビだし。

コロナ禍では不可能だった肉体的接触を中心にして構成される笑いの祭典を堪能した。感想を一言でまとめるなら、4年待った甲斐はあった。