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お金がなくても開業する3つの方法

今回は、僕が考えるお金がなくても開業する3つの方法をお伝えします。

1. 居抜き開業

居抜き開業も2つあり、前医が順調に経営していたが、病気されたりで閉院しなきゃいけない医院と、倒産してしまった医院があります。
病気等の場合は、患者さんがおられるので立ち上がりとしては楽な場合が多いです。しかし、倒産してしまった医院の後は悪いイメージがあるので、最初の立ち上がりで、いかに患者さんを呼べるかがキーになります。

あとは、設備がどうかという事。設備が老朽化している場合は、安く購入出来るというメリットはありますが、その分、修繕費用が嵩む事が多いです。
ピカピカの設備だと、居抜き費用が高くなるので、それも悩ましいところです。そのバランスはよく考えて、物件を選びましょう。

2. リース開業

実は僕は、開業当初の予定はリース開業でした。はじめに書いたように自己資金どころかマイナス800万からのスタートでした。そんな中、義父が保証人になってくれ、銀行から借入が出来て今があります。天国の義父には、本当にお世話になりました。
だから、銀行借入が出来る場合は、極力借り入れたほうがいいです。
2021年4月現在、世の中は低金利なので、今は借りたが勝ちです。

なんらかの理由で銀行から借入が出来ない場合は、このリース開業を考えましょう。リースは全て経費になる利点があります。ただ、銀行借入よりも利率は高くなる事と、自分の所有にはならない欠点があります。
リースでいく場合、小さく開業して利益が出てから、銀行借入をしていき、大きくしていく作戦が良いと思います。

3. 田舎開業

僕はコレでした。地方に目を向けると、歯科医師が少ない場所はあります。
今はあるかどうかわかりませんが、公共の自治体が支援してくれるところもあります。そんな場所を探して開業するのも良いかと思います。

地方開業は、保険診療だと優位に働きます。
東京銀座の形成120点と、地方での形成120点は中身が大きく変わります。
固定費が安い地方だと利益率が格段に上がります。その利益を設備投資や研修費に回す事で、医院がどんどん発展出来ます。

4. 開業はあくまでも通過点

こんな風に実は、お金がなくても開業は出来ます。
ただ開業を目標にしてはいけません。
開業はあくまでも通過点です。
開業してからが勝負です。せっかく開業しても患者さんに応援してもらえなければ意味がありません。
開業して、しっかり研鑽を続けながら応援される歯科医院を創っていきましょう!

写真:アメリカ ラスベガスです。一度行ったので、もう良いかな(笑)。

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