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息抜きとコペルニクス。

またこんなところに来てしまった。
悩むこと、考えることは無意味だとわかっているのに。
前に進むことを、遠ざけていることだと。

差し当たって、困難は訪れていない。
そうであるが故に。私はなんでもできてしまう。
できてしまいうる可能性が残っている。

そこに、やるべきこと、そしてやっておいた方がいいことがのしかかる。
そして、世界の目だ。忌まわしい、私を苦しめる。
それらのことが重なると、私の自由は奪われる。
否、奪われたと錯覚している。

だからこそ、息抜きを。
誰もあなたのことなど、目に留めていないのだと。
私は、自由で、この足はなんのためにも使っていいのだと。
そして、意味などなくてもいいのだと。

問い返すココロに、安らぎを。
考えるリセイに、静寂を。

ふぅ、、、。。
世界が遠ざかる。私のイシが見えてくる。
自由意志の獲得?もはや、抜け出すことに支配されているのかもしれないが。

だが、この安らぎも一時だ。
すぐに世界が、問い詰めて。
そして、私はそれに応えるだけの人生。

私にとって「世界」が、厄介者にしかなり得ていない。
そんな惰弱な事実に。
また。悩まされる。こんな日々。

送っていて何になるでしょう。

自分を見つめ直す時間がどこかに消えてしまった。
世界の中心たる自分が、世界の鎖に縛られてしまった。

コペルニクス的転回。そんな奇跡が私に起きてくれやしないか。
願うくらいいいじゃないか。


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