オワッタヒト

ただのアタマでっかちです

オワッタヒト

ただのアタマでっかちです

マガジン

  • 絶望話集

    世界に絶望して、怒り狂った人間の短編小説?集です。 オワッタヒトになった契機の創作でもあります。

  • 黒歴史落書き日記

    悩んだ時に、その気持ちをただ書き連ねるだけの日記です。

最近の記事

理想と自己嫌悪、星空に。

またこれだ。 自分の見つめた理想の道から外れる。 ハシゴを落とされる。 それは、私の惰弱で。 それは、私の価値の喪失で。 それは、私に対する裏切りになる。 理想が、掲げた自らを正当化させるための理想が。 砕け散る。 自らの弱さで。 だから、いつも思う。 そんなことになるのなら、何もしなければいいのだと。 つまらぬ世界に。 それでもなお、アイデンティティを成り立たせる。 そのための理想だった。自分のためだった。 だが、それすら私を蝕む害になる。 では、何のための理想な

    • 今更、ジョージについて思いを馳せる(とやかく言う)

      ジョージ理論について 「危機感」や「厳しい」で話題となったジョージさん。 今更、感心を持ち始めたので、 彼の理論に対して、身の程もわきまえずに言います。 まず、ジョージさんの理念について。 「弱い自分を変えるために努力する」 それだけです。シンプルで正論です。 ごちゃごちゃ考える私にとって、 行動するということは、最適解ではあります。 でも一方で理想論でもあります。 それは、ある種絶対起きてしまう矛盾なのですが、 「弱い自分」を変えるために「弱い自分」を殺すという 「

      • 〜「自分」〜

        私の体。 私は自由。 私の思考は。 私の鎖。 私の希望は。 私の理想は。 私を縛る。 では、何を。私は求めているのか。 こうありたい、が。 こうあるべき、になり。 こうしなければならない、に昇華する。 こうなりたい、が。 そうではない、私を浮き彫りにする。 希望や理想が、 悲観と卑下に置き換わる。 絶望か、絶望か、絶望か。 答えは否だ。世界を反転させる。 私の絶望は、私の希望と理想を映し出す。 悲観と卑下は、原動力となりうる。 これは理想

        • あなたは、「悪いこと」をしたから悩むのか?

          この世の中、さまざまな悩みがあると思います。 人間関係とか、将来への不安とか、そもそもの自分の性格が嫌いとか。 悩んだり、病んでしまいがちな方へ。 今回は、その悩みに対する考え方の一つを勝手にお話しします。 というのも、僕自身悩みがちな性格で こうなったらどうしようとか、なんであんなことになっちゃうんだろうとか。 で最後に、自分の性格が世界と合わないからダメなんだとか じゃあ生まれてきた時点で、悩むことをするだけの人生確定じゃん っと、行き着きます。 そしてこうなって

        マガジン

        • 絶望話集
          3本
        • 黒歴史落書き日記
          10本

        記事

          赤信号など意味がない。

          逸る心。 また、躁状態になっているぞ。 だが、そんなことどうだっていい。 私の行きたい道は、明確。 また、壊れてしまえばいい。 「もっと気負わずに生きたら?」 「完璧を求めすぎてるよ」 「ゆっくり行こうよ、70点ぐらいでさ」 腐るほど聞いたし、自問自答もした。 だが、そんな中途半端で何が得られる。 私の理想は、そんなことでは達成できない。 だから、やるしかない、砕けようとも。 私の求める世界は、私が作る。 世界が歪なら、変えてしまえばいい。 歪だと文句を言って

          赤信号など意味がない。

          進むだけで。

          世界を変えてくれる人に出会った。 確かに、あの時。 世界が拓けた。これが欲しかったんだ。 こうありたいと。 その人柄と、姿勢と、知性と。 私の目標が見つかった。 あの時の高揚、忘れない。 私の行くべき道、それが示された瞬間だった。 その時から、私の道は決まっている。 規定されたような否定的な表現ではない。 好意的に、使命だと感じた。 私の求める、完全な正解だと思った。 そして、狂気的な熱中は不安など吹き飛ばす。 挫ける今も、それは変わらない。 挫けてなお、やりたい

          息抜きとコペルニクス。

          またこんなところに来てしまった。 悩むこと、考えることは無意味だとわかっているのに。 前に進むことを、遠ざけていることだと。 差し当たって、困難は訪れていない。 そうであるが故に。私はなんでもできてしまう。 できてしまいうる可能性が残っている。 そこに、やるべきこと、そしてやっておいた方がいいことがのしかかる。 そして、世界の目だ。忌まわしい、私を苦しめる。 それらのことが重なると、私の自由は奪われる。 否、奪われたと錯覚している。 だからこそ、息抜きを。 誰もあなたの

          息抜きとコペルニクス。

          純粋な目

          純粋な目。 私にはそれが無くなった。 というより、もはや世界に消されたのかもしれない。 私の人生、私の生き方、私の世界。 どれも作り出せなかった。 だって、社会との調和は、私を壊すことと同義だったから。 あの頃、何も考えず、私の道をゆく日々。 もう戻らぬ日々。 未熟だった、でも純粋だった。 目は濁ってしまった。 その目で世界を見ても楽しめるわけがない。 その目は、偏った見方をする。 こうあってほしい、世界からの期待と。 こうするべきだ、世界からの規則と。 こうし

          萎れた翼

          私の翼。 大空を舞うはずだった。 ひどく萎れている。 もう飛び立つ理由も。 羽ばたかせ、上を目指す理由も。 なくなってしまった。 飛び立つことに。 覚悟と。 自信と。 意思と。 理由と。 それらを失ってしまった。 否、耐えられなかった。 空を翔けなければ、景色は見えない。 ただ、見たとしてどうなる。 もう、この翼は役に立たない。 もう、重荷にしかなり得ない。 だからもう、羽を休めよう。そして心を。 私は出来の悪い、意気地のない、出来損ないだったのだ。

          負のループから脱却する

          最近心を一旦入れ替えて 「世界が悪い」とか、「意味がない」とか そんなこと言ってもダメだということをやっと理解しました。 単純に、全て言い訳というのに帰結します。 「私が悪いのか?」という方がいると思うけど 悪くはないのです。世界が不完全なことが原因なのですが、 でも、あなたは完璧に生きたか、可能性を試したか? と言われれば、そこまで綺麗な生き方をしている人はいないでしょう というか、やっと気づいた当たり前のことですが 結局のところ、不平不満を吐いても、文句を言っても そ

          負のループから脱却する

          医療従事者とは一体???

          世界が汚すぎる。 いや、世界自体が汚いことはいいのだ。 世界を作る汚い個人が、無垢な人々に汚さを押し付ける。 そんな世界に腹が立つ。 人を治す、医療従事者の卵。 そのうち、未来を見通して生きてる人間がどれだけいる。 自分の怠慢は、患者に還る。 怠慢の理由を聞けば、自己保身の言い訳。 患者のことなど考えていない。 てっきり未来を見通す上での行動だと思っていた。 そんなことはなかった。 そんな人間が、人のために努力できぬ人間が。 医者になり、大金を得る、名声を得る。 自

          医療従事者とは一体???

          心のあり方で自分は変われる。

          弱い自分が嫌いだ。 目の前の試練に対して、まず否定から入ってしまう。 これは意味があるのかと。私では不可能だと。 悩む自分が嫌いだ。 世界の目を気にしすぎて、自分を曲げてしまう。 こうあるべきだと。こう振る舞えばいいのだと。 だから、私は強く悩まない自分になりたい。 だが、試練はこなしても、次が来る。 しかも、次はもっと高い。 私の体では、いつもギリギリだ。 世界の目はどうだ。 抜け出せるか。 何故、自分を通せない。 何故、私が弱くて悩むのか。 やっと気づいた。

          心のあり方で自分は変われる。

          憧れは、憧れのまま終わるのか 

          それは、偶然か、必然か。 あの日だ。 あの日、何物にも得難い輝きを目の当たりにした。 その日、それが憧れになった。 私の目指すべき先が見えたような気がした。 その人のように、生きたい。 知的で、勇敢で、圧倒的な道。 だが、憧れは、 すぐに私の試練になった。 憧れは遠い、険しい道のり。 だからこそ、輝かしく見えた。 では、その道のり。 私は歩けるか。踏破できるか。 そして何より、踏破すべきか。 私が。 憧れに、私がなる必要があるのか。 憧れたからといって、私である必

          憧れは、憧れのまま終わるのか 

          私の弱さは、「個性」か「欠点」か。

          私の弱さは、愛すべき個性か。 それとも、治すべき欠点か。 私の弱さが、愛すべき個性だとしよう。 そうすれば、私の欠点によって起こる世界との軋轢。 それは、愛すべきものになる。 すなわち、許される。 どうしようのないものだと。 むしろ、あなたの個性だと。 しかし、成長がなくなる。 だって、それは単なる諦めかもしれないから。 では弱さが、治すべき欠点だとしよう。 世界との軋轢は、私の努力で持って治すべき障害となる。 なんとか努力して、それを超える。 周りは賞賛するだろう

          私の弱さは、「個性」か「欠点」か。

          完璧主義の限界。

          完全はない。 なぜなら、物の見方がその価値を変えるから。 優しさは、自分がない。 美しさは、内面の欠如。 正しさは、頑固さ。 ああ、だからか。 私の生き方に筋が通せないのは。 人からの評価、見方。 世界の目、判断、断罪。 そして、大事なはずの私の意思。 その全て。 視座が異なるのだ。 だから、私の生き方に完璧がない。 私の理想は、 他者の理想、世界の理想になり得ない。 理想にならずとも、 文句の言わせないものになり得ない。 なぜなら、彼らと私の目は異なるから。 な

          完璧主義の限界。

          「マラソンと枷」 絶望話集vol.3

          まだまだ話せることがあったぜ、 世界に愛される人は努力してない 努力してない絶対に、だって努力さえ遠慮する人間がいる 愛されてるから、その人の行動は問答無用で認められる それだけ、努力するところがないんだもん 行動するだけ こっちは行動する前にあれこれ考えすぎるのに 酷い話だ、見えない部分は評価されないから、見えないからね 打ち明けたら打ち明けたで、愛される人は愛されない人の気持ちはわからない どうせ大したことも言えない、結果論だから全て 行動が努力に見えて、愛されて成功す

          「マラソンと枷」 絶望話集vol.3