きょうの手芸#22 どんどん増える黒靴下ダーニング
こんにちは、レース編みをしている owarimao です。
前から編んでいるモティーフつなぎは、ようやく半分を過ぎました。
まだ半分……。
もっとペースを上げなければ、と焦っているときにかぎって次々とダーニング需要が発生する。
黒い靴下があっちもこっちも、穴が開いたり、いまにも開きそうに薄くなっているのが見つかります。
メンソレータム出動!
「メンソレータムの容器がダーニングに使える」ことは前にも書きました。蓋の丸み、安定感、輪ゴムで布を固定しやすいことなど、なかなか優秀です。広い面積をだーっと縫うには向いていませんが、靴下に入れて使うにはとてもいい感じです。
ただし、蓋の表面に針先が当たるので、小さなキズがたくさんできます。いろいろな物がダーニングの道具として使えるようですが、材質によってはキズがつくことは覚悟したほうがよいと思います。
ダーニングは1つやると、もう一つやりたくなる不思議な手芸です。手持ちの刺繍糸をどんどん使って、思いつくままに縫います。
ほら、どんどん増えてくる。
上の写真のうち、左上のは、25番刺繍糸を3本どりで使っています。それ以外は2本どりです。好みの問題でしょうが、私は2本どりのほうが靴下にはなじむと思います。
そもそも刺繍糸は、耐久性の面で靴下にはどうか? という心配もあるけど、細かいことはどうでもいい気分。新しい糸は買わず、あるものを使ってどんどんやります。
靴下に穴が開いてしまっている場合、あて布をしたほうが丈夫になりますが、何をあて布に使っているかというと↑
穴の開いた靴下のうち薄手の1足に犠牲になってもらって、そこからあて布を切り出しています。裏側から当ててしつけ糸で留め、表から縫います。同じ黒靴下どうしだと良くなじんで、あて布をしているとはわからないぐらいになります。
「薄くなっているけどまだ穴は開いていない」という場合は、あて布なしでどんどん縫います。
夜空に浮かぶ仕掛け花火?
海底に棲む謎の発光生物?
ダーニングって楽しいな。