「お母さん、今日の夕食な〜に?」の幸せ
当たり前の毎日にある幸せをふと感じて、愛おしくなる事がある。
「お母さん、今日の夕食はな〜に?」
娘たちからの問いかけに昨夜ふと、
「あ〜、幸せだな」
と思った。
私は両親共働きの家で育ったから、遅くに母が帰ってきて、バタバタと夕食の準備をしていた。
時に、祖母のご飯だったり、
時に、コンビニご飯やスーパーの惣菜だったり。
それが嫌だった訳ではない。
でも、あの夕食前の疲れ切った雰囲気の母に対して、
呑気な声で「今日の夕食な〜に?」なんて、声をかけることはできなかった小さい頃の自分を思い出した。
私が欲しかったのは、このささやかな余裕のある暮らし。
今日の夕食は何にしようかな?と考えて、レシピをアプリで探して、
それを出した時の、子供たちの驚く顔や喜ぶ顔。
それを見るのがまた幸せで。
明日も、またいろんな食材で夕食の楽しみを作りたいと願う。
「ねえ、お母さん、夕食はな〜に?」
の、ささやかな幸せを感じて。
さて、今日の夕食は何にしようか?と考える時間も楽しんでいこう。
自分が大切にしたいものに気づいて、
それが大切にできる生き方へと整えていく。
私が、オワマルで伝えたいことは、そんなささやかなことだったりするんだな〜。