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涙の後にかかった虹
自分の内側のことを外に出そうとするとき、
否定していたものほど「恥ずかしい」と感じる。
その恥ずかしさに負けて、また内側に閉じ込めてしまう。
それが悪いわけではないけれど、
出すことによって、自分との繋がりが深まり、と、同時に人との繋がりも深まる。
先日、久々にセッションを受けてくれたカオルちゃんが書いてくれたnoteは、そんなことを感じさせてくれた。
セッションが始まるとまもなく、大粒の涙を流した。
まるで、自分のことを受け入れる時の統合の涙。
そんな感じの、美しい涙だった。
随分と泣いて、色々話した後、
彼女の顔は、まるで虹のようにキラキラと輝いていた。
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「本当の自分をマルっと受け入れた時、本来の美しさへと戻るのだな〜。」
と彼女の顔や表情から溢れるエネルギーから思った。
最近、とても参考になっているメンタルモデルでは、私もカオルちゃんも
「ひとりぼっちモデル」となる。
一見ひとりでやっていけるように見える人たちだが、
実は、孤独感を感じている。
だから、無意識のうちに「外側にある普通だといわれているようなもの」に意識が引っ張られ、「自分の方が違っているのではないか?」という錯覚に陥ってしまう。
そうやって無意識のうちに
中心の軸がズレていく。
奏でる音は不協和音になり、輝きも弱まってくる。
その頃には、自力で戻すのが難しくなっている。
私がやっていることは、その軸を中心に戻すこと。
そして、調和の状態に戻すこと。
まるで、楽器のチューニングのようなことをする。
その人の本来の音が奏でられるように。
これからますます、
本来の自分と繋がろうとする人が増えるだろう。
魂レベルの喜びを感じながら生きたい、という人が増えるだろう。
そういう生き方ができる世界になりつつあるから。
だからこそ、意識のチューニングをサポートする存在もまた必要となる。
サポーターに必要なのは、知識・技術を超えて、その人の意識の状態がニュートラルであること。
中心にあって、本来の調和の音を奏でている人は、
その音で、周りの人の音をチューニングしてしまうから。
私は、そんな存在でありたい。
そのためには、もっと私自身があるがままの自分を認め、外との分離をなくして生き方を通して表現していこう。
そんなことを改めて想ったカオルちゃんとのセッション、そしてnoteだった。