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「抑制」を外そう〜本当にやりたいことをやる人生にするために〜


「私は何をやりたいのだろうか?」

ここのところ、具体的にやりたいことが明確にならなくてモヤモヤしていたクライアントさん。


「何をやりたいのか(doing)」に対しては、言葉が出てこないクライアントさんも、

「どんな在り方を大切にしたいですか?(being)」

という問いには、スラスラと言葉が出てきました。

「とても明確ですね」

とフィードバックをしました。


やりたいことが分からないのではなかった



対話をしていく中で、

いくつか、今やりたいことが出てきました。

・ピアノを弾きたいからピアノが欲しい

・有給をとって、1人旅にいきたい


ところが、すぐに

「でも、お金がかかるから」
「でも、この前も有給とったばかりだから」

と「でも・・・」が出てきます。


これこそが、無意識の「抑制」。

「やりたいこと」が湧いてきているのに、瞬間「抑制」が起こっていたのです。


私には、「やりたいことが出てきた瞬間、蓋をしている意識の状態」が見えたのです。

そのことをフィードバックしたところ、ご本人も「ほんとだ!」と気づかれました。


この、
「無意識のパターン」に気づく。
が大事なのです。



次回までに「瞬間的にやっている抑制」を見つけてくる。という課題に取り組んでいただくことになりました。


抑制していた理由


なぜ無意識の「抑制」が起きているのか。

いくつか理由はあるのですが、1つは

現実を生きている(という経験値)

というのがあります。

私にはその経験がないので「抑制」はなく、フラットにその方のやりたいことを聞くことができます。

ところが本人は、

家庭の状況や職場の状況がリアルなので、

「とはいえ、無理でしょう」

と思ってしまう。


だから、無意識で「抑制」している世界を生きることになってしまう。

そうしておきながら、「私のやりたいことはなに?」と探し続けるのです。

やりたいことを見つけて実行するために、まず「抑制」に気づき、そして外すことが必要なのです。


どんどんやりたいこと、やれることが出てきた


最初は「やりたいこと見つからない」とモヤモヤしていたクライアントさん。

セッションの終わり頃には、職場で「やりたいこと、やってみたいこと、やれそうなこと」が出てきました。

「ワクワクします」「これならできそう」
「まだまだ、やれることあったんですね!」

とてもワクワクした表情に変わりました。


そう、最初から「やりたいこと」はクライアントさんの中にあったのです。

自分で蓋をしていただけ。

だからこそ、コーチとの対話が大事なのです。

無意識でしている「抑制」の世界から、自分で抜け出すのは難しいから。


やりたいことが見つからないあなたへ


あなたにもきっと「やりたいこと」はあります。

それが見つからないとしたら、あなたが無意識で「抑制」をしているからかも。

ぜひコーチと一緒に無意識の「抑制」に気づいて外していきましょう。

あなたがやりたいこと、やれることはすでにあなたの中にありますよ。


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