雨上がりに『Blue Eyed Soul』が聞こえる。
マイケル・エルガン選手が欠場するのを知ったのは、13日だった。
SNSで。
代わりに、稲村選手が北宮選手と組み、王座決定戦へ。
しかも、鈴木秀樹選手のパートナーは、ティモシー・サッチャー選手。
あの試合を忘れられない（各自調査）
鈴木秀樹選手が認めた、ティモシー・サッチャー選手。
二人のタッグ戦を観たい！！
次はいよいよNOAH日本武道館大会。
— Hideki Suzuki (@Hideki55Suzuki) July 10, 2022
私は初めての日本武道館。
しかもそれがタイトルマッチ。
さらにパートナーにティモシーサッチャー。
相手も申し分無し。#杉浦軍 pic.twitter.com/qLGDNHTngt
しかも、鈴木秀樹選手は 日本武道館での試合は初だという。
ジュリア選手の、日本武道館での試合も観戦した。
お師匠さんである、鈴木秀樹選手の勇姿を武道館で観たい！
だが、決まった時にはもう7月のシフトは出ていた。
タイト過ぎる。
諦めていたその時！
エルガン選手から、稲村選手に変更された。
リングの上で最高のライバルと闘ってきます。 https://t.co/p2QXMxHZNQ
— Hideki Suzuki (@Hideki55Suzuki) July 13, 2022
これは意味・意義あるカード！
（人は、簡単に亡くなるんだな・・・）と思わされた時期。
『鈴木秀樹』選手を応援したい。
IGF時代から見ていた。
ずっと、追いかけてきた。
フリーになっても。
鈴木選手の友人、ブロディ・ザ・秀樹選手も応援に行った。
こんな悩み苦しんでる時だからこそ観たい！
なんとか、先輩・後輩にパズルの様にシフトを組み替えていただいて代わっていただけた。
本当に、ありがたし。
行こう！
行くんだ！！
14日の朝から24時間勤務。
こんな時こそ忙しい。
やっと落ち着いた夜中に見た。
グッときた。
そうだ、結果がすべてなのだ。
リング上がすべて。
真夜中に見た、このVに引き込まれていた。
15日の朝に終了。
朝風呂に入って、淡路島からバス・新幹線で東京へ。
ほとんど寝ていない。
片道、約 5時間の旅。
到着後、ホテルにチェックイン。
疲れていたので、ぐっすり眠れました。
そして、土曜日。
グッド・コンディション。
朝食も、バツグンのうまし！
昼食には、とんかつを食べた。
鈴木秀樹選手・サッチャー選手が『勝つ！』ってな。
・・・。
くだらねぇな、これは ンムフフフ！
こちらを着て、向かう。
あぁ、プロレス観戦きてるんだ！という想い！
視線が気になるが、どうってことねぇよ！
雨が降る中、日本武道館へ！
プロレスリング・ノアさんの観戦は、二回目です。
初めての時も、鈴木秀樹選手の応援だった。
今回は、日本武道館。
感無量です。
約 一年半ぶりに入った会場は、やっぱり大きかった。
どこでも観やすいのが嬉しいです。
日本国旗が、やはり物語ってる。
第七試合の、武藤選手のカウントダウン・マッチ。
エモーショナルな試合内容だったので、余計なお世話だが不安になる。
さぁ、鈴木秀樹選手、ティモシー・サッチャー選手の入場だ！
北宮選手・稲村選手の入場。
試合は是非、レッスルユニバースで見て欲しい。
僕は記者でも何でもないので、論表を書くのが野暮だ。
だが、緊張感。
一つ一つの技に意味があったと思う。
エルボー・スマッシュは嬉しかった。
僕にとってエルボー・スマッシュは、ロビンソンさんであり、カシン選手だから。
サッチャー選手の、フジワラ・アームバー。
ボー・アンド・アロー。
鈴木選手の卍固めには、燃えた。
いや、グレイプヴァイン・ストレッチだ。
最後は、稲村選手に なりふり構わずエルボーを打ちまくり。
ダブルアーム・スープレックスではない。
スリーパー・ホールドへ。
最後は、スリーパーでもない。
チョークだ。
それだけ、必死だったんだ。
それが僕には美しく見えた。
勝つ事に意味があるから。
『プロレス』だから。
『プロレス』なんだ。
勝ったんだ！
鈴木秀樹選手とサッチャー選手がタッグチャンピオンになったんだ！
本当に嬉しかった。
新GHCタッグ王者は鈴木秀樹＆ティモシー・サッチャー組！！！ @ABEMA で視聴中 https://t.co/MpAwZBBwwl #noah_ghc #7月16日はプロレスの日 pic.twitter.com/gi2kgDMvMK
— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) July 16, 2022
二選手の『物語』の、一部分を観れたのだから。
📢7.16日本武道館 バックステージコメント
— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) July 16, 2022
ティモシー・サッチャー「本当にうれしい。ノアでやってきたことを実証できたし、何より鈴木選手をパートナーとしてタイトルを獲れたことが本当にうれしく思っている」#noah_ghc #7月16日はプロレスの日 #MutoFinal pic.twitter.com/Aw5yqyajJG
📢7.16日本武道館 バックステージコメント
— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) July 16, 2022
鈴木秀樹「彼らがノアの、プロレス界の最前線の選手だったと思います。やっぱ最前線って強いですよ。この先、GHCナショナルとGHCヘビー獲って２人で戦うのもいいだろうし、また目標ができました」#noah_ghc #7月16日はプロレスの日 #MutoFinal pic.twitter.com/r2WPUh2aEl
鈴木秀樹選手は「違う！」と、笑うだろうし否定されるだろうが、僕には今回の試合で、猪木さんとスティーブン・リーガルさんの試合を思い出していた。
アメリカで、緊張感があり、最後は猪木さんがスリーパーでリーガルさんを決める僕の大好きな試合。
やはり、鈴木秀樹選手も『闘魂のかけら』を持ち闘い続けられるんだ。
そう思ったら、僕は勝手に嬉しくなっていたのです。
『餓狼伝』という小説に出てくる グレート巽の言葉がある。
この『言葉』こそが、今日の鈴木秀樹選手の試合を表していると感じたのだった。
結果がすべて。
だから、当たり前の様に淡路島に帰ったら頑張ろうと思えたのでした。
全試合終了後。
会場を出たら、雨が上がっていた。
雨上がりの夜空の水面には、日本武道館。
僕は、帰り道。
ホテルまでの道のりを、軽やかに歩きながら脳内にリフレインさせていた。
聞こえてくる。
何度も何度も。
『Blue Eyed Soul』が。
