他者の理解出来ない行動に悩む人へ 〜中南米人との集団行動で得た教訓〜
今回は、留学中の異文化交流を通じて多角的に物事を捉えられるようになり、日本でもあらゆる人の考え方を受け入れられるようになった話です。
留学中に、中南米からの留学生達とも仲良くなりました。そして、カナダの基本的な移動手段はバスなので、よく一緒にバスに乗りました。
その際、中でも元気な人達(いわゆるパリピ)はバスの中であってもスピーカーで音楽を流すのです。周りも特に咎める訳でもありません。なんなら一緒に歌っています。
衝撃でした。日本だったら大迷惑な、信じられない光景です。アジア人私1人だけという集団で行動していると、こうした感覚の違いに驚かされることは度々ありました。
そこで、なぜバスの中で音楽をかけるのか聞いてみました。
「音楽かけた方がみんな楽しいじゃん!」
なるほど、、面白い!!
彼女達の文化に基づけば自分達はもちろんのこと、みんなも楽しめるからという理由で音楽をかけているのでした。ただみんなで騒ぐのが好きなだけなのです。
時と場合を弁えるべきだと考える人もいるとは思いますが、私は「そういうことなら、そんなに気にしなくていいか」と思いました。
確かに私の文化に照らし合わせると
「なんで自分の楽しさばっかり追求して、他者の迷惑を考えられないんだ!自己中すぎる!」
となりますが、彼女達にも彼女達なりの文化や美学があるのです。
こうした経験から、
異文化を持つ人々と共生するためには、
相手の行動の理由や価値観について質問をして、理解しようと努めることが大切だと学びました。
その結果、私は物事を多角的に捉えられるようになりました。
そこで、理解できない行動をする人に悩まされている人は、逆にその人の生い立ちや価値観について聞いてみると納得できるのかもしれません。
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