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人種への偏見が1つ消えた話 スキー旅行①
交換留学の初期の話です。
交換留学生達のグループで週末にスキー旅行に行くことになりました。イギリス人×3、ドイツ人、ブラジル人、日本人(私)の6人で、エアビ(家の貸し出しサービス)を借りて、2泊3日を共に過ごしました。
ドイツ人の友達と私はスキーが得意なので、2人で一緒に滑りました。
ここで驚いたのは、ドイツ人の友達が私の意見をよく聞いて尊重してくれたことでした。
本当に失礼だし、私の無知を晒すお恥ずかしい話なのですが、それまで海外経験のなかった私は勝手な偏見から「ヨーロッパの人は全員自己主張強いから相手に合わせるなんてことは絶対にしない」と思い込んでいました。
しかし、その子は私がどのコースを滑りたいかを聞いても、「私は気にしないからあなたが行きたいところに行っていいよ!」と言っては私の意見を尊重してくれるのでした。
当たり前のことなのかもしれませんが、「ヨーロッパの人とはこういうもの」という想像上の固定観念に囚われていた私には衝撃的な出来事でした。
そして、偏見とは断片的な情報しか得られない、もしくは断片的な情報で満足してそれ以上のことを知ろうとしない時に形成されるのだと痛感した出来事でした。
次回は、スキー旅行での「Lovely」な思い出について投稿します!