人間機械説 short.ver
人は生き物と機械に線引きをしている。人が機械を作り出しているから当然機械は生身の生き物ではないと言えるのだろう。
しかし、血液や脳内のシナプスを介したシグナル伝達、神経、ホルモン分泌が液体や電気信号で動いている機械だとしたらどうか。
機械が機械を生み出すように、遺伝子データを合算し新たな機械を生んでいるとすれば機械と生き物の垣根はなくなる。
何者かに大量の生産され、さらに数が増えるようプログラムされた、欲望のままに暴れまわる殺戮兵器なのかもしれない。
そして人は違う形で人を作ろうとしている。遺伝子を介していない人を。人工知能と人型ロボットとして。
虫だって小型ドローンの進化系かもしれない。
本来逆であると思っているけど順序は常に変動する。
熱を持ち液体で循環させるのが一番理にかなったマシンになるのかもしれない。
過去の記事一覧