ツタメシ

1992年生まれのサラリーマン。 蔦の絡まる飲食店=「ツタメシ」を巡ってレビューします…

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1992年生まれのサラリーマン。 蔦の絡まる飲食店=「ツタメシ」を巡ってレビューします。コメント、ツタメシ情報大歓迎です!

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ツタメシ往訪期:その0【店構えからいい店を見抜くこと】

 きっと誰しも、人に薦めたくなるような、または誰にも教えずひっそりと通い続けたくなるような、心に残る「いい店」を訪れたことがあるだろう。  食事の味はもちろん、空間としての居心地のよさ、お店の方との気持ちよい会話、同じ店に居合わせた他の客とのコミュニケーション、コストパフォーマンスなど様々な要素に基づいて、僕らは総合的に「これはいい店だ」と判断する。  これは近年になって身につけた特技のようなものだが、年齢のわりにはいろいろといい店にお邪魔させてもらってきたおかげか、店構え

    • ツタメシ往訪期 その7:【洋食 アキラ(墨田区向島)】

       さて、今回もタイムスリップ系ツタメシ(昭和で時間が止まったかのようなお店)へ。  最寄り駅は曳舟か押上だが、どちらからもそこそこ歩く、ひっそりとした住宅街の一角に、これまたひっそりと佇ずむのは洋食 アキラさん。 ↑赤いオーニングがレトロかわいい、可憐な店構え。 ↑店内に入るとギャップにちょっと驚く  お店は老夫婦で切り盛りしているようで、こんなご時世だが3卓しかない小さなお店では僕の他に2組が食事をしていた。  内装はダークな板張り(全面!)で、クロスの箇所が全然見当

      • ツタメシ往訪記 その6:【ロダン(八丁堀)】

         今回は八丁堀のカレー屋、ロダンさんへ。気持ちのいい秋晴れ、ツタメシ日和。 ↑いい雰囲気! ↑10人も入らないようなこぢんまりとしたお店。棚とカウンターにはスパイスがずらり  中に入ると、店員さんが愛想良く迎えてくれる。店外の券売機で買った食券を手渡す。  カレーは種類がいろいろあって悩ましかったが、ホールスパイスカレーを注文。店に入って気づく、みんなカツカレー頼んでる...。まぁいい、また来よう。 ↑ホールスパイスカレー。大粒小粒のスパイスたっぷり  ほどなくして

        • ツタメシ往訪記 その5:【ぼるが(新宿)】

           今回は新宿のボルガさんへ。いい店構えですね。入り口の脇に焼き場があって、鍛冶職人みたいな出で立ちのおっちゃんが「いらっしゃーい」と迎えてくれる。 ↑1階にはカウンターもあって、一人でサクッと飲むにもよさそう ↑2階に通される。バーくらいの薄暗さで、非常に落ち着く雰囲気 ↑味のある壁メニュー。焼き鳥屋かと思いきや昔ながらの居酒屋さんという感じ ↑生ビールとお通し。高野豆腐がしみしみで美味しい ↑ほうれん草のお浸し。シャキッとしたゆで加減でいい食感 ↑大根・がん

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        ツタメシ往訪期:その0【店構えからいい店を見抜くこと】

          ツタメシ往訪記 その4:【ラフレッサ/cafe Lafresa(新日本橋)】

           普段ツタメシ訪問ができるのがだいたい夜になってしまうのだが、今回は珍しくランチの回。新日本橋の駅近く、江戸通りからちょっと入った路地に、突然の異常な緑量。 ↑ドアも半分隠れている…初見ではなかなか入るのに勇気のいる店構え。 ↑お世辞にも清潔とは言えない店内。壁天井のクロスも煙にいぶされすっかり変色 ↑入り口近くの大きな半円卓にはおじさん向け誌がたくさん  以前モーニングの時間帯に訪問したことがあったが、今回はランチタイムでかなり混み合っていた。客の8割は喫煙者で、嫌

          ツタメシ往訪記 その4:【ラフレッサ/cafe Lafresa(新日本橋)】

          ツタメシ往訪記 その3:【ニューマルヤ(東日暮里)】

           たいていの場合、ツタメシは裏通りにひっそり佇んでいる。お店に向かいながら地図を見てみると、「日暮里中央通り」という比較的大きな通り沿い。  「ほんとにこんなとこに?」と思いつつ近づくと、突如異彩を放つ、モリゾーのような建物が...! ↑愛・地球博公式マスコットキャラクター「モリゾーとキッコロ」を覚えていますか  このニューマルヤさん、実は漫画『孤独のグルメ2』で紹介されたこともあるツタメシ界の有名店で、この蔦絡まり度が名を上げる一因になってきたことは間違いないだろう。

          ツタメシ往訪記 その3:【ニューマルヤ(東日暮里)】

          ツタメシ往訪記 その2:【日吉屋(台東区根岸)】

           今回は老舗蕎麦屋の日吉屋さんへ。 三ノ輪、入谷、三河島あたりが最寄駅だがどこからもそこそこ歩く立地。  その上いかにも老舗!という店構えなので初見ではちょっと入りにくいかもしれない(入るけど!)  店に入ると思ったよりもだいぶ広く奥行きがある。昭和のまま時が止まったかのような店内に、不思議と気持ちが落ち着く。食材なんかを除いたらこの店に僕より年下のモノなんてほとんどないんじゃないか、と思わされるような空間。 ↑ちょうど日本シリーズの中継をやっていて、ソフトバンクが巨人を

          ツタメシ往訪記 その2:【日吉屋(台東区根岸)】

          ツタメシ往訪期 その1:【玄氣(神田)】

          記念すべきツタメシ(記事化)第一号は、野菜居酒屋 玄氣。いろいろとすごい店だった。 以前自転車で通りがかって、目に映ったのは一瞬だったが強烈なインパクトが頭を離れず往訪に至った。 ※ちなみに通りがかったときは急いでいたうえに蔦が深すぎて店名もよくわからずだったのでメモはできず、後でだいたいの場所からGoogle Earthで探して特定した。 ↑夜お邪魔したので日中の様子はGoogleストリートビューから。 かろうじて「玄米」「●●パン」という文字が読み取れ、なんらかの飲食店

          ツタメシ往訪期 その1:【玄氣(神田)】