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「この商品、イイと思う!けど…」の「けど…」の続きが大事だね
クラフトビールと歴史をこよなく愛するオーバルギアです。
イケてると思っている自社商品をお客さんに紹介したとき「イイと思う!」といってくれたりしますよね。
でも、続く言葉が「けど…」なとき、ありますよね。
・けど、ちょっと高いな
・けど、◯◯にもうひと声ほしいな
今日は↑を踏まえて、「愛されるアイデアのつくり方」でグッときたポイントをお話しします!
前提としてこの本は「アイデアが生まれるテンプレート」的なhow to本ではないです。本に書かれた「仕事への姿勢」に背筋が伸びました。
たとえば、
「上から目線」になっていないか
必死に考えたキャッチコピーや商品説明が、お客さんに全然響かなかったとき、どんな反応しますか?
しょ〜じき、「なんで分かってくれないのか!」と反論したくなるときもありますよね。本書でいえば、これは上から目線になっている証拠。・・・いや〜耳が痛いです(苦笑)
どんな業態であれ、サービス提供者側はどんどんその分野の専門家になっていきます。専門性が磨かれていく反面、気づかぬうちに上から目線を醸成させていってしまいます。
だから、自分たちが「これだ!」と思って発表したものが否定されたとき、反発しちゃいます。でも、それは上から目線ですね!うん。
お客さんと目線をあわせるためには、否定を受け入れ、トライ&エラーを積み重ねていくしかないですね。答えはお客さんが持っているのだから。
コンセプト・インパクトの曖昧な言葉は使わない
「このサービスのコンセプトは〜」「インパクをとるために〜」
”それっぽい”雰囲気があるコンセプトやインパクトという曖昧な言葉は使わない。人によって定義している意味が違いすぎるから。
確かにシステム開発の領域においても「言葉の定義」は大事ポイントですね。
たとえばある「マイページをリニューアルしよう」という号令がかかったとしても、このリニューアルの意味するところは、人や部署によってバラバラだったりします。
文字とおりフルリニューアル。何もかも変わることような壮大なリニューアルを想像する人もいるでしょうし、表面的なデザイン変更を意図している人もいる。
とにかく”それっぽい”はなんとなくかっこいい(?)し、ある意味では便利ですが、使うことで多様な解釈を生んでしまうので、要注意ですね!
イイと思う「けど・・・」
あるサービスや商品をお客さんに紹介したときに出て来る言葉。
イイと思う!けど・・
この「けど・・」に続く言葉をちゃんと見つめる大事さを感じます。
・イイと思う!けど、ちょっと高い。
・イイと思う!けど、見た目がイマイチ。
・イイと思う!けど、安全なの?
視点を変えれば、この「けど・・」のあとに続く言葉をクリアにしていけばお客さんの不安や不満を解消していけるともいえますね。
こんなことを書いている私も、直接「けど・・」を聞くと、どうしてもその場で「いやいや、でもですね」って言葉を続けたくなってしまいます。
でも、まずは受け止めて、「けど」に続く言葉をクリアにするためにはどうしたら良いかを考え、商品・サービス自体やそれを伝えるメッセージを改善していくことが大事ですね!