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青春は密だ

さてコロナ発祥今日で1週間。
この1週間はひたすらに寝てばかりで、暑さも加わりすっかりと脳までとろけてしまったようだ。
何かにつけてぼんやりと、かすみがかかった中で、ふとした1フレーズが目に留まった。

「青春とは密だ」
どこかの高校野球の監督が行ったようだ。
昨日で高校野球は終わったのでとするといったのは優勝校の監督だろうか?

記事の全文を読んでいないので実際の真意はわからない。
だけどその1フレーズに大いに思考が広がった。
確かに青春とカテゴリーされる時代、常に密だった。学校もそうだし、常に誰かと一緒だった。友達ではあっただろうけど、振り返れば一人でいるのは学生の狭い世界でも都合が悪く、便宜上女子同志で徒党を組んでいただけかもしれない。
面白いことも多かったが、私はどこか息苦しさも感じていて、学生が終わったとたん、誰一人続いている関係者はいない。

それから幾数十年経過。
気の使う関係もありつつ、あの時代のころのような息苦しい付き合いから解放され、随分と風通しは良い。

今のような風通しの良い付き合いが心地よい。
それでも密を呼ぶ濃さをたまに懐かしく思うこともある。便宜上でなく、ベクトルが同じ向きの仲間という密を
いつかの段階でまた持てるのも悪くないなと、思ったりするのだ。

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