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15日目:没頭できるのがいいことだ

①美術(みる)

国立西洋美術館「名画の見かた」。第5章「風景画」。

西洋では風景画は日本と違ってそれほど重要視されていなかった。
物語絵こそ価値をもつものであり、風景そのものだけを描くことには価値を置かれていなかった。

バルトロメオ・モンターニャが活動したヴェネト地方では
この風景に対する考え方が進んでいた。

バルトロメオ・モンターニャ(帰属)「城の見える風景」

②美術(かく)

「伝わる絵の描き方」で練り消しの使い方を学ぶ。

練り消しは擦ったり筆記用具のように書いてみたりすることで、
独特な風合いを生み出すことができる。
今まで、普通の消しゴムだと思っていたものが、実は練り消しだった。
通りで普通に擦ったら崩れやすいと思った。
この練り消しを意識して使うことで、鉛筆での表現がだいぶ広くなった気がする。
書いていて楽しい。

練り消しを薄く広げて擦ってみたり、ペンのように描くように擦ってみたり


円柱とか、昨日よりも少し甘く描けている気がする

③ミニチュア

スタンドを切って、色を塗って。
今まで通り単調な作業だが、これがなぜか好きで没頭できる。

④IT

体力に限界が来てしまい、今日は寝よう。
明日こそは、WordPressを開設しよう。
何か少しでもやらなきゃと、テキストの「WordPressを開設しよう」を、
読むだけ読んで予習する。

⑤建築

「教養としての建築入門」を読む。
「第2章 美の器」の「2建築を受け取る心の仕組み」と
「3 美の拡張」を学習。

アメリカの歴史学者マーティン・ジェイは近代の人の視覚を、
・ルネサンス以来の透視図法的な視覚(画面のどこかに消失点がある)
・バロック的な歪んだ視覚(絵のどこかに歪みや曲線がある)
・17世紀オランダ絵画的視覚(フェルメールのような細密描写)

の3つを挙げていて、
現代の建築では最後の3つ目が大きく影響を与えているという。
要はミクロな視点で、細部、輪郭線の内側にある素材について徹底的にこだわるのである。

⑥ワイン

「日本一のワインソムリエが書いたワイン1年生の本」を引き続き読む。
フランスにおけるワイン作りの担い手としての、
「シャトー」と「ドメーヌ」について学ぶ。
あとは「ネゴシアン」という言葉も。
この言葉、ボルドーではワイン販売の商人という意味合いが強く、
ブルゴーニュでは栽培農家から葡萄を買って、醸造やブレンドは自分たちで行なう意味合いが強いらしい。

今日を終えて

夜にやることを持ち越すと、どんどん頭がぼーとしてくる。
朝〜午前中に、隙間時間でいかにやれるかが、
集中力を維持する秘訣なのだと心得よう。

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