お酒をやめて3ヶ月たちました
前回の記事で「継続したいと考える健康習慣」をリスト化してみたら、たくさんの項目が出てきた。健康のために出来ることは、いくらでもあるものだが、情報が多すぎるのも困るものだ。油1本を選ぶのだって、多くの情報があって、結局どの油を買えばいいのか分からなくなる。
(ちなみに私は、斎藤一人さんオススメの「太白ごま油」をずっと使っている。日常の料理に使えて便利&美味しい)
ところで、健康のために出来ることで、もっともシンプルで効果的なことは
「お酒をやめる」ことではないだろうか?
お酒の害については、ここで語るまでもない。
これまでに健康本を山ほど読んできたが、お酒は肝臓に負担がかかるとか、睡眠の妨げになるとか、老化を早めるなどということが、たくさん書かれていた。
お酒は体に良くないということが分かっていても、私は長い間、お酒をやめることが出来なかった。今だって完全にやめることができたわけではない。禁酒してまだ3ヶ月。また飲んでしまうかもしれない。
私は40歳頃から、毎日のように家で1人でお酒を飲むようになった。海外ドラマなどを見ながら1時間くらいゆっくり過ごす、至福の時間だ。「1人で家飲み」が趣味になってから約6年間、いろんなお酒にハマった。
最初の頃は、時々白ワインを買って少しずつ味わいながら楽しんでいた。
赤ワインはあまり飲んだことがないが、白ワインは美味しいと感じた。
次にハマったのが「チューハイ」だ。
普通に甘くて美味しい。そのうちにチューハイの中でもアルコール度数9%のストロング系に手を出すようになった。今思えば危険だ。本数は1日に1缶と決めていたが、そのうちに350mlでは物足りなくなり、500mlを飲んだりしていたような…
チューハイの次にハマったのは「ビール」(第3のビール)
さすがに9%は良くないと感じていたのか、それともビールの美味しさに目覚めたのか。1年間くらいは金麦350mlを、仕事終わりの毎晩の楽しみとしていた。ビール代が家計の負担になってきたので、なるべく安いビールを買うようにしていた。
ビールの次にハマったのが「焼酎」
この頃には私も健康のことを意識していて「アルコール適量一日20mlまで」「休肝日を週2回」を守るようにしていた。アルコールは適量ならむしろ飲んだ方がストレス解消になって良いという説を信じていた。適量を超えないように度数と内容量からアルコール量を計算していた。焼酎もいろんな商品を試した。高級な焼酎の方が美味しかったような気がするが、最終的にはコスパ重視で、4Lの大容量の焼酎を買って1日80mlずつ消費していた(アルコール度数25%のため80ml✖️0.25=20ml=適量内という計算)。焼酎は、水割り・お湯割り・ソーダ割りなどして楽しんだ。でも大容量のお酒が家にあるのは危険だ。つい適量を超えて飲んでしまう日も度々あった。そのうちに、夕飯の支度をしながら飲むと料理が楽しくなる、ということに気がついた。私はいわゆる「キッチンドリンカー」なのか?こりゃヤバい、と思って焼酎4Lを買うのはやめた。
焼酎を飲んでいた頃、きっと私にとって一番の楽しみが「お酒」だった。
4Lの焼酎をみると、さすがに旦那も心配になったらしい。珍しく「お酒やめた方がいいよ」なんてことを言われて、すごくショックだったのを覚えている。私に「お酒をやめろ」だなんて、私から唯一の楽しみを奪おうとするなんてヒドい!そんな感覚だった。
そして、焼酎の次にハマったのが「日本酒」
よく行く近所のモールの中に、ステキなお酒屋さんがあって、日本酒がオシャレに陳列されている。それを見たら飲みたくなってしまった。これまで日本酒なんて飲んだことがなかったのに、飲んでみると美味しい。しかも日本酒は体に良さそうなイメージがあった。そして、この酒屋さんで取り扱っている日本酒を1本ずつ試しながら飲むようになった。日本酒にはそれぞれの味わいがあるものだ。
日本酒の次は「ハイボール」
また冷たいシュワシュワが恋しくなってきたのか。焼酎やウイスキーを炭酸水でソーダ割りして飲んでいた時期もあるが、やっぱり缶で売ってるハイボールが手軽で良い。ハイボールは品揃えも豊富で、アルコール度数も5%・7%など選べる。
この頃からだんだん、お酒をやめなければという意識が強くなってきた。
健康のため、というよりも「ダイエット」のためだ。
私はお酒を飲みながら、必ず何か食べ物をつまんでいた。夕食のおかずを食べながら飲むだけなら別にいいのだが、私が飲むのはたいてい夕食後だ。1人でスナック菓子などをつまみながらお酒を飲んでいた。これを続けていて痩せる訳が無いし、健康にも良くない。お酒というよりスナック菓子をやめたかったのかもしれないが、スナック菓子だけをやめることは出来ない。私にとってお酒とスナック菓子はセットなのだ。
まず、お酒をやめてみようと思った。これまでにも禁酒は何度か挑戦したことがある。でも禁酒して何日か経つと飲みたくなってしまう。そして一度飲んでしまったら、結局そのまま続けて毎日飲むようになる。その繰り返しだった。
それでも今は、3ヶ月も禁酒が続いている。すごいな、私。
なぜ禁酒を続けられているのか?
その理由は、以前ほど「お酒が楽しい」と感じなくなったからだと思う。「海外ドラマを見ながら1人でお酒&スナック菓子」が至福の時間だったはずだが、どうも最近そこまで楽しいと感じられない。見たいと思うドラマがないせいかもしれない。
もう一つの理由は、少しずつアルコール量を減らしていったこと。
お酒をやめようと決めてから、私が飲むようになったのがアルコール度数3%の「ほろよい」だ。そして時々、250mlのビールのミニ缶。250mlのビール缶は量が少ないからと言って値段が安いわけではない。コスパ的には割高で損した気分になるかもしれないが、お酒をやめようと思っている人にはオススメの商品だ。
私は「ほろよい」あるいは「250mlのビール缶」を約3ヶ月間、買い続けた。
最初は物足りなかった気がするが、そのうちに「ほろよい」または「ビールミニ缶」で満足出来るようになってきた。
そして3ヶ月前、思い切って「ほろよい」「ビールミニ缶」さえもやめてみた。そして今に至る。ちなみにスナック菓子を食べる習慣はまだ続いているが、こちらも少しずつ量を減らしたり、なるべくナッツ類を食べるようにしたりしている。
お酒を絶って3ヶ月。
体調は良くなったと思う。朝の目覚めも気持ちよく感じる。
でも、このままお酒をやめることができるかどうか、分からない。
これまで「お酒が楽しみ」だったから、お酒に代わる「楽しみ」を見つけなければいけないと感じている。
だからこうやってnoteでアウトプットしている。
これが私の新たな「楽しみ」になってくれたらいいと思っている。
お酒はやめた方がいいのか?
「健康な体」を第一優先にするのなら、やめた方がいいと思う。
でもお酒はやっぱり「楽しみ」を与えてくれるし、私もこれまでにお酒のおかげで、たくさん楽しんだな〜と、これまでのお酒遍歴を書いてみて、しみじみと感じる。
だから感謝しよう。
今までありがとう!お酒さん。
そしてgood-by
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?