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53歳のおんな~スランプに陥る~


53歳、実績を積んだ成功からスランプに陥るおんながいました。その創造性と豊かな人間関係で財を成し、大企業で地位を確立していました。しかし、競争相手の出現と、労働環境改善を求める従業員のストライキが重なり、かつてのように魅力的な仕事ができなくなっていました。スランプでした。

そこから十数年にわたり、差別行為に加担したことなどが影響し、表舞台に立つこともなくなり、孤独の人生でした。人生の前半で生み出した資産が注目されることはあれど、直接的に新たな創作活動で貢献することは見られませんでした。お金を持っているために、人が集まることを感じながら、88歳の生涯を終えました。

彼女の名前は、ココ・シャネル(Coco Chanel)、フランスのファッション・デザイナー。自立した恋多きその人生は前半を中心に物語化されますが、後半は明らかにされることが少ないようです。情報が少ない背景には、ナチスの諜報活動に従事していたことが関係しています。修道院で育った少女期から反ユダヤ主義だったとの話もあります。

↓1936年のココ・シャネル。(画像はVOGUEさまからお借りしました)

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スランプなのか?!

比較できない人生とはいえ、わたしも少女期からの思想が今も影響しています。修道院ではなく、ガールスカウトでした。奉仕の心とリーダーシップ。

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まだスランプに陥っている感覚はないのですが、いい気になっていると落ちていくのでしょうか。

しらんけど

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